どこかお体悪いのですか？

補修点検

私はマンション住まい。

今住んでいるマンションは入居２年間、年に１回定期点検が実施される。

補修箇所がないかどうかを不動産会社と建設会社が立ち合い、傷や汚れをチェックしてくれる。

私は部屋を綺麗に使っているし、業者であっても家に人を入れたくないという思いもあり、「特に補修をお願いしたい箇所は無いです」と言い、早く帰ってもらおうとした。

すると、昨年も定期点検を担当した３０歳前後の建設会社の男性が、 不動産会社の人を退出させ、 「こちこさんちょっといいですか？」と言いづらそうに声を掛けてきた。

「なーに？」聞き返す私。

建設会社の男性は声をひそめ、「どこかお体悪いのですか？」と質問してきた。

その問いに驚いた私は、「何でそう思うの？」

建設会社の男性が言うには、「１年ぶりにお会いして、 お体が一回り小さくなっているから、大病して痩せられたのかな？と思い、ちょっと心配になって聞いちゃいました」との事。

なるほど！！！！

１年前の私は、怠惰な生活を送っていたため、一時的に人生最大値の体重だった･･･

自分の姿を映し出された映像作品を鑑賞した事により、あまりに太っていることを理解。

断食を決行。　

強靭な意志で５日間断食し、まずは５キロの減量に成功。

その後普段の食生活に戻し、２週間足らずでトータル１０キロ減量したのであった。

太っていた期間しか知らない人には、別人のように痩せたと思われたのであろう。

クイズ

ダイエットに成功した直後の私は、友達に会う度「私を見て何か気付かない？」とクイズを出し、痩せた実感を得ようとした♬

女友達は、女性の変化に敏感☆☆☆

「痩せたぁーーー！元の体型に戻ったぁ～！！！」とみんなすぐに気付いてくれた。

しかし、男友達はというと･･･

同じクイズを出しても、「う～ん。分からない！」と私が痩せた事に誰一人気付いてはくれなかった。

けれども、１年ぶりに会った建設会社の男性だけは、クイズを出さなくても私が痩せた事を認識していた。

男性でも気付く人はいるんだぁ～と嬉しく感じた反面、“病気で痩せた”と思われたという事は、綺麗に痩せられたわけではないのかな？と少し不安になった(;^_^A