空に浮かぶ不思議な物

五本松

世界には巨石信仰があり日本にも巨石信仰（磐座信仰）がある。

私は子供の頃、岩手県に住んでいた。

岩手県の実家の近所には巨石があり、その巨石の周りには松が５本生えていたため、昔から「五本松」と呼ばれていた。

そこが近所の子供たちの遊び場だった。

大きな石というより岩みたい！！

五本松はイメージでいったら石舞台みたいな感じ。

思い返すと五本松の巨石には石碑みたいな物が建っていたので偉い人のお墓だったのかな？

五本松の巨石では斜面を滑り台にして遊んだり、巨石の周りでかくれんぼをしたり、高鬼をして遊んだりしていた。

地元の大人たちは「あの石は御神体だから子供たちが石の上で遊んでいても怪我をした子供はいない」と昔からよく言っていた。

詳しい人から教えてもらったのだが、東北の神社には元々縄文の神が置かれた場所が多くあり、そこには巨石があるとの事。
五本松ももしかすると縄文の神の御神体だったのかも。

真っ赤な長い不思議な物

五本松で思い出した事がある。

私が小学生の頃、日が暮れるまで五本松の巨石で遊ぶ事が多かった。

ある日。

私と妹と友達３人で五本松で遊んでいた。

「暗くなってきたしそろそろ帰ろうか」と私が言った時、五本松の巨石上空に真っ赤な長い見た事もない光の物体が停滞していた。

※当時はＵＦＯとか未確認飛行物体という言葉も知らないくらい幼かった

この物体はいつから空に停滞していたのだろうか。

真っ赤な長い不思議な物はずっと上空から動かない。

例えば飛行機やヘリコプターなら移動する。

でも真っ赤な長い不思議な物はずっと巨石の上空に停滞。

停滞しながら真っ赤な長い不思議な物は右半分が縮んで元に戻り、今度は左半分が縮んでまた元に戻るという不思議な動きを繰り返していた。

３人で「あれ何なんだろうね」と数十分空を見上げていたが、もう遅いからと言う理由でそのまま帰宅し真っ赤な長い不思議な物がどうなったのか私たちは確認していない。

今だったらこの真っ赤な長い不思議な物をスマホで動画撮影していただろう。
バルーンでもないし、本当に未確認飛行物体。

真っ赤な長い不思議な物を見てからというもの、私はすごく空に興味を持ち始め「何か空に飛んでいるんじゃないか」と、いつも空を見上げていたように思う。

真っ赤な長い不思議な物を見たのは、そのたった１回だけ。

大人になった今でも何だったのか分からない。

停滞する未確認飛行物体

真っ赤な長い不思議な物を見て以来、空を見上げるのが癖になっていた私。

暇さえあればふと空を見上げる。

すると何かしら不思議な物が飛んでいる事に気付く。

ある時は雫の形をした火の玉のような物が飛んでいた。

やはりこれも上空で動かず停滞している。

雫の形。（光みたいなイメージ）

雲ではない。

この雫の形の火の玉のような物は「今日、空に現れるんじゃないか？」と思い、空を見上げると大抵上空に浮かんでいて何度も目撃したものである。

これも不思議だった。

とにかく飛行機とかヘリコプターとかバルーンではない。

雫の形の火の玉のような物も上空に停滞しているだけで動かなかった。

未だに何だったのか分からない。

真っ赤な長い不思議な物も雫の形の火の玉ような物も乗り物には見えなかった。

今思い返してみても不思議･･･

ＵＦＯと言えばＵＦＯなんでしょうね～