怪談処女作

怪談を執筆してみた!

先月のある日。

私は自分で怪談を書いてみようと思い立ち、お友達の恋愛本著者ぐっどうぃる博士の実体験をもとに少しフェイクを入れ、ストーリーを書き上げてみました。

自分の中では初めてにしてはまぁまぁ良くできたと思ったので、折角なのでブログにアップしようと思います。

私の最初で最後の怪談処女作です。

 

その作品はこちら👇👇👇(作品の内容やテキストの無断転載、無断使用を固く禁じます) 

タイトル「縊死体」

友人の山田君の話です。
山田君は大学生の頃、サークルのメンバーと、ある山にバーベキューに行ったのだそうです。
バーベキューも終わりに差し掛かった夕暮れ、メンバーの一人が「暗くなってきたし、肝試ししようぜ」と言いました。
「山のちょっと奥まで入ってみよう!」と…
みんなで、数メートル進んで行くと、木にぶら下がった人影が見えました。
自殺したであろう縊死体でした。
その縊死体の下には靴が落ちていました。
山田君は「この靴持って帰るわ」と悪ノリして言い、「目撃記念に皆んなで写真を撮ろうぜ!」と縊死体と一緒に何枚も写真を撮ったのだそうです。

帰り道。
車でデジカメにある写真を眺めていた一人が「縊死体と撮った写真だけ真っ白に発光してるんだけど・・・さっきは普通に写ってたよな!」と言いました。
山田君は運転しながら、「霊の仕業かもよ〜」とみんなを怖がらせ、楽しんでいたそうです。
すると、山田君の運転する車の後続車がずっとパッシングしてきます。
「なんで?」と思った山田君は道路の脇に車を停め、窓を開け、後ろの車の人に「どうしました?」と尋ねます。
後ろの車の人は「サンルーフから上半身が出てる!危ない!」と注意してきました。
山田君はゾッとしました。
山田君の車にはサンルーフなんてないのです。
サークルのメンバーは「縊死体の霊?靴を持って帰ってきたから?」と不気味がりました。
車の中は不穏な空気になりつつも山田君はみんなを家まで送り、自分は一番最後に帰宅しました。
家の中に入ると山田君は首に違和感を覚えます。
鏡を覗いて見てみると、首にはロープで締められたようなアザが出来ていました。
山田君は一瞬、あの縊死体が頭をよぎりました。
が、疲れていた事もあり、その日はそのまま眠ってしまったのだそうです。

それから二週間経ち…
首のアザは一向に消える気配が有りません。
山田君は恐ろしくなり、もう一度縊死体を目撃した山に謝罪に行ったのだそうです。
ぶら下がっていた縊死体はなくなっていました。
縊死体のあったであろう場所に靴を返し、手を合わせ何度も心の中で謝ったのだそうです。

そして更に10年経った今。
「無事に暮らしてはいるものの、首のアザは消えません。きっと許して貰えてないんだと思います」と山田君は学生時代の悪ふざけを悔いていました。

 

作家の先生2人に私の文章を添削していただく!

初めて怪談を書いたのでプロの作家の先生たちに感想をいただきたくなった私。

ありがたい事に私には恋愛本著者ぐっどうぃる博士と怪談脚本家KO様という作家のお友達が2人いるので、怪談が出来上がったと同時に2人に「私の初めて書いた怪談どうですか?ご意見ください」と送ってみました。

 

早速、恋愛本著者ぐっどうぃる博士から返信が来ました。

 

ぐっどうぃる博士

そもそも首吊り死体を発見したらすぐに警察に届けると思います。

それが頭にあって、物語が入ってこないです。

 

この返信を見た私・・・

「ふんっ!何よ。見る目ない!!!!」とぐっどうぃる博士の微妙な反応にイラっとしたものの、気を取り直し、KO先生は何て言うかな?とドキドキしながら返信が来るのを待っていました。

するとKO先生からも返信が来ました。

 

KO

山田君が人として最低な奴だという事がよく伝わってきました。

初めて怪談を執筆して、あんなに書けたら100点満点ですよ!

何より、書こうと思って最後まで書き切ることができたのが素晴らしいです。

怪談朗読するにしろ怪談の語りをするにしろ、自分で書かれた経験はプラスになると思います✨✨

 

なんと!

このようなお褒めの言葉をいただきました。

 

自分でも山田君の人物像は上手く描けたんじゃないかなと思っていました。

でもそれが怪談かと言われると・・・怪談ではなかったんでしょうね~。

 

KO先生のアドバイスとても嬉しかったです♡

作家の先生にもダメなものはダメと言う先生と、良い所を褒めてからここは直した方が良いと教えてくれる先生の2通りがいると思います。

私は後者のKO先生タイプの方が好きです。

自分の個性が伸びる気がします。(なぜなら私は褒められて伸びるタイプだから♬)

私の良い所を見抜いて、そこを伸ばしてくれる先生の方が、私には合っていると改めて思いました。

 

何はともあれ初めて文章を書いてみて、物語を作品として生み出す事の難しさがわかりました(;^_^A

 

 

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8件のコメント

こんにちは
お盆になりましたよ!
お盆と言えば稲川淳二(笑)

こちこさまも、怪談書きましたね!!
小説家、YouTubeなど、多彩に渡り、これからも活躍して下さいね★

グッズも販売と、、素晴らしい✨✨

がちょー様✨
お盆ですね♪
お墓参りには行かれましたか(^ ^)

私は遂に怪談まで書いちゃいましたよ!
今年は色々チャレンジして頑張ってま〜す♡
ブログもなんとか続けております。
これからもどうぞ宜しくお願いします☆

男性は、結論をズバッという方が多いような気がしますが、それを言われると身もふたもないということ、ありますよね(^_^;)
警察に届けるのが当然なのでしょうが、もしかすると、自分が疑われるかもしれないということで、私もいざとなったら躊躇するかもしれません。

物事は実践を通じてレベルアップしていくので、これからもぜひ頑張ってくださいね♫

utokyo318様✨
昨日、博士に会って、私の怪談処女作の話になったのですが「皆んなこちこさんに嫌われたくないし、こちこさんが怖いから、忖度して気を使ったコメントをしてくれているw」とまた生意気な発言をされました!
イラッとしました。
次回は同じ題材で博士に怪談を書いて貰おうと思いますψ(`∇´)ψ

「縊死体」ネタは、実話怪談ではある意味「定番」ですが…仮に当方が初めての場所で縊死体に遭ったとしても、警察に即、報せるかどうかは微妙だと思います。世の中には警察に負の感情を抱いている人間もいるでしょうし、そもそも(言葉は悪いですが)「得にならないことに、かかわりあいになりたくない」という人も多いでしょうし。靴を持ってかえったとすれば、少なくともその死体は腐敗が進んでいなくて、絶命した際の汚物にまみれては、いなかったのでしょうね。当方は、どちらかといえば、そちらの方に留意します……。

川端邦由様✨
私も実を言うと、面倒な事には関わり合いになりたくないタイプです(^-^;
ですので、通報しないというストーリーにツッコミを入れられた事には少々ビックリしました!
この物語の主人公の山田君が亡くなられた方の靴を持ち帰ったのは事実で、それからというもの首にまつわる恐怖体験を何度もしているのも本当の話です…。

こちこさま
こんにちは
昔兄が北海道に旅行した際に・・・
自〇体を見つけてしまい警察に通報したら、、
いろいろ状況をきかれて旅行の日程が崩れた話を思い出しました。
そういえば兄も気持ち悪い、、あるいはなにか怖い思いをしたのか詳しい話は聞いていません
(あまり思い出したくないといって詳しくは話してくれませんでした)
実はなにか怖いことがあったのかも・・・です。

ちなみに兄はそれ以前にも車で海に飛び込み自する現場を目撃(猫の散歩中)し通報したことがあります。
警察や消防が出動し騒ぎになりました。
そのときはいろいろ状況を聞かれ大変でした。

もし兄が旅行に支障をきたすのがいやで通報せず山田君のように悪乗りしないまでも記念撮影だけしてその場をさっていたら怪談的展開、何かが写っていたかもです、、怖いですねぇ

阿良々木様✨
私の友達にも阿良々木様のお兄様と同じような体験をしている子がいます!
その子は毎朝、ある大きな公園をジョギングしているのですが、いつものジョギングコースで木にぶら下がった縊死体を発見したそうです。
咄嗟に通報したものの、第一発見者という事で事情聴取に半日拘束され、仕事に行けなかったそうです。
その経験から、通報するのはもう懲り懲りと話しておりました。
友達も特に怪談的展開はなかったそうですが、職場に迷惑をかけてしまった事に、今でも後悔していると言ってました(*´-`)

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