獣臭

ペット

私の住んでいるマンションは、ペット可のマンション🐶🐈

エレベーターにペットを同乗させる場合、ペット専用エレベーターを使用しなければならない。

動物の苦手な私。

ペット専用エレベーターの扉が開くと、獣臭をフワッと感じることがある。

その時、”あっ！さっきまでペットが乗っていた”と気付かされる。

犬

子供の頃･･･

祖母から「回覧板を回してきて」とお手伝いを頼まれた。

私は、次の順番の家に向かった。

回覧板を渡す家の庭に入る。

すると、番犬が放し飼いになっていた！！！

鎖で繋がれていない😨😨😨

当時私が住んでいた地域では、室内犬を飼っている家はほとんどなく、犬を飼うといったら番犬として庭に鎖で繋げている家が大半だった。 　

ビックリした私は立ち止まる！

子供にとっては結構大きい犬。

犬は威嚇し、吠え、近づいてきた。

慌てて走って逃げる私！

犬も吠えながら追いかけてくる。

怖いっ！！！

私はその家から飛び出し公道まで全速力で走った。

犬も道路まで追いかけてきた。

犬のスピードには到底かなわず、犬の鼻先が私の足にバンッとぶつかる。

噛まれる！？

ぶつかられたことによって、バランスを崩した私はドシンッと尻もちをついた。

プギャーーーーーーーッ！！！！！

奇声･･･

何と⚠

私は犬の背中の上に尻もちをついていた。

どうしよう💦

退かないと犬が潰れてしまう💔

噛まれることも覚悟し、身体を浮かせた。

犬は一目散に飼われている家の方に逃げて行った💨

ダメージ

私には犬が追いかけてくることを想像できなかった。

犬もまさか、自分の背中に尻もちをつかれるとは思わなかっただろう。

時が経った今でも･･･

犬の奇声がはっきりと思い出される。

犬にダメージを与えてしまったのではないか？というショックがあまりにも大きかった。

「犬の上に尻もち事件」以降、私は動物全般が苦手になっていた。

獣臭を感じると、「犬の上に尻もち事件」の記憶がいつでもよみがえる。