消えた書き込み

信じようと、信じまいとー

２０２４年７月１４日（日）

YouTubeチャンネルこちこの部屋に新作ショート動画をアップしました。

今回は２ちゃんねるに投稿された怖い話【信じようと、信じまいとー】を朗読。

２ｃｈ怪談「消えた書き込み」です。

インターネットのフォークロア（民間伝承）をどうぞお楽しみください。

▼【２ｃｈ怪談】消えた書き込み【信じようと、信じまいとー】

予言にまつわる怪談への感想

２ｃｈ怪談「消えた書き込み」は、SNSで“予言”された『予告』のように私は感じました。

ちなみに予言とは💡

ある物事についてその実現に先立ち「あらかじめ言明すること」である。
予言を行う者を予言者と呼ぶ。
「よげん」という言葉には「予言」と「預言」の２つの漢字があり、音で聞くと同じだが、意味が異なる。
よくドラマなどで事件が起きる前に、あらかじめそれを言い当てる時に使われるのは「予言」。
一方、「預言」は、神の言葉を預かり、それを伝えること。

「消えた書き込み」は、誰かがＪの行動を予言してSNSの掲示板に書き込んでいた？

未来の自分の行動が、何者かによってSNSで予言されていたらと思うとゾッとします。

しかし後になって「予言されていた書き込みはどこにも存在しなかった」となると、それはＪ本人の脳内で起きている思い込みや勘違いという事もあるかもしれません。

人間の記憶は結構曖昧で、自分の都合の良いように記憶を書き換える事があると聞きます。

よってSNSでの“予言”は、何者かがＪの未来を予知していた訳ではなく、（事故を起こしてしまった）Ｊの脳内で作り出した“都合の良い記憶”と推察すると、Ｊの証言だけでは証拠としての信憑性に欠けてしまう･･･と思ってしまいました。

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