隠し部屋=座敷牢?

怪談朗読「隠し部屋」

昨年末にアップしたYouTubeこちこの部屋怪談朗読のご紹介!

2ちゃんねるに投稿された怖い話を朗読♬

2ch鬼胎「隠し部屋」です。

友達の家の隠し部屋は何のためにあったのか?

その部屋にいたのは人だったのか?

それとも・・・

何だかこの家の人も怖い!!!

そんな感じのお話です。

ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。

 

▼【怪談朗読】隠し部屋【2ch鬼胎】はこちら

 

座敷牢

隠し部屋という言葉で私が真っ先に思い浮かんだのが座敷牢でした。

座敷牢:一般的には私設の軟禁施設のことである。
座敷牢は、監獄などのような犯罪者収容のための施設ではなく、単に設置者ないし利用者の私的な理由によって対象を軟禁(監禁)するための施設。
大きな屋敷の一角、離れ、土蔵などを厳重に仕切り、施錠し、収容者が外へ出る自由を奪い、外部との関係を遮断させる仕組みとされていた。
多くの場合において懲罰が目的で無いことから、室内は座敷(寝室と居間の機能をあわせ持つ部屋)であり相応に快適であるが、収容者が外部と交流する事は厳しく制限された。
窓は内部からは外を見られず、屋外からは内部を覗けないよう、高い位置に設けられている。
また、出入り口には外部から施錠されている。
便所など衛生設備は室内に設けられる場合もあれば、壺や甕で代用されることもあった。

このように日本でも昔は身分や位の高い人の家、お金持ちの人の家には座敷牢があったと聞きます。

もし現在も隠し部屋が存在しているのであれば、昔座敷牢として使われていた部屋が呼び名を変えて「隠し部屋」になっているのでは?と思いました。

座敷牢に幽閉されている人って赤の他人ではなく、自分の家の家族ですよね。

昔は今よりも世間体とか体裁を身分の高い人たちやお金持ちの人たちほど、気にしていた事が見て取れます。

きっと今も昔もお金持ちにはお金持ちの人たちにしか分からない苦悩や闇の部分があるのでしょう。

もし仮に、自分が座敷牢に幽閉される立場だったら・・・

生きていても生きている心地がしない。

外に出られるわけでもない。

誰ともコミュニケーションがとれない。

ただ食事と衣服と寝る場所を与えられるだけ。

人間扱いもしてもらえない。

何のために生まれてきたんだろう?

こんなお金持ちの家に生まれてこなければ普通に生活できたのかな?なんて悔んでしまいそうです。

けれどずっと閉じ込められていたら、いざ「今から外の世界に出て行っても良いよ」と言われても、どうやって人とコミュニケーションをとって良いのかが分からず、結局は“座敷牢に戻りたい”と思っちゃうのかな?と想像すると、とても悲しい気持ちになりました。

 

日本には座敷牢で家族を幽閉していた文化があった。

家族を監禁する=昔は人権なんてものがなかった、という事がよく分かります。

そう考えると“現代に生まれてきて良かった”とつくづく思うばかりです。

 

 

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4件のコメント

こんにちは。

記事も拝ました!!
隠し部屋は意味深ですよね
よく、ホラー映画にもそのような部屋が登場します。
隠し部屋はある意味、サイコチックな雰囲気もあり、さぞ、居心地も牢獄な雰囲気でもありましたね( ̄ロ ̄lll)

がちょー様✨
本当に隠し部屋は意味深ですよね!ホラー映画や忍者屋敷にもありそうなイメージ。
トイレもその部屋にあるようなので、独房に近い雰囲気なのかな?
きっと寂しい気持ちになるのは間違いないです(*´-`)

幽閉された家族のほうは,心身共にぼろぼろになってしまいそうですね・・・・
武士の時代も、身内同士でも戦っていて、世知辛いなと思いました。

金沢の妙立寺は忍者寺と呼ばれていて、隠し部屋も存在しているのですが、2回も見に行ってしまいました(^^;;
いろいろな仕掛けがあって、昔の方の知恵に感心しました。
自分の身を守るためには、あらゆる対策をする必要があったのでしょうね。

utokyo318様✨
悪いことをしたわけでもないのに、幽閉って考えただけで恐ろしいです(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
金沢の妙立寺!気になって検索してみました。
ガイドさんが一緒じゃないと出て来られない仕掛けが沢山あると有り、興味津々です♡
設計者が誰か伝えられていないのも凄い☆
私もいつか観光に行きたいです♪

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