坂口安吾
2022年7月31日(日)YouTubeチャンネルこちこの部屋に動画をアップしました。
ちょっぴり怖い文学作品の朗読。
坂口安吾作「日本精神」
坂口安吾の考える日本精神です。
強烈な的を射る論調。
一切誰にも媚びない文章。
坂口安吾ならこんな風に読み上げるのでは?と想像しながら朗読してみました。
ぜひ皆さんにもご視聴いただけると嬉しいです。
▼【朗読】「日本精神」坂口安吾はこちら
礼儀礼節
坂口安吾の日本精神を朗読して、私も「日本精神って何だろう?」と考えちゃいました。
よく聞く言葉だけれども、日本の歴史ってメチャクチャ長いですよね。
いろんな時代もあっただろうし、どんどん日本人の思考も変わってきていると思うし・・・
だから「これぞ日本精神!」ってないような気がするんです。
しかし私が強いてあげるとするならば、日本人の日本精神は礼儀や礼節を重んじるところなのではないかと思います。
それは武道にもあらわれていて、例えば日本の剣術を競技化した剣道。
剣道は、ただ剣の技術を向上させるだけが目的ではなく、剣を通じて心身ともに強くなるための武道です。
剣道は礼に始まり礼に終わる。
感謝の気持ちを忘れずに、礼節ある行動が求められるのだそうです。
それは稽古だけではなく実戦でも同じ事で、剣道は有効な打突が決まると一本となります。
この際にガッツポーズなどをして喜びを表現するのは、敗者に対して思いやりのない行為とされ、剣道の理念に反するため、もしこのような無礼な行為が試合中に行われた場合、一本が取り消されてしまいます。
この厳しいルールが「日本精神」というか私には日本スピリットに感じます。
日本人は感情を表に出さない事を美徳としているところがある気がします。
はっきり言って世界的に見たら、これが良いのか悪いのかは私にはわかりません。
私の外国人の友達は「日本人って目を合わせないよね」とよく言います。
「何を考えているのかよくわからない」と・・・
それは私も感じます。
私自身、人と話をする時、しっかり目を見て話すタイプなのですが、ある時その事で指摘を受けた事がありました。
「あなたはじっと人を見て話す癖があるから止めた方が良い。マジマジ見られていると恥ずかしいし、時々目線を逸らしてくれないと相手はあまり良い気がしないかもよ」
この指摘を受け、私は人の目を見て話すのは良い事をしていると思っていたのに、1度でも注意をされてしまうと、自分の今まで良いと思っていた事が否定されたわけだから、何が正しいのかわからなくなり、それからというもの私は人と話す時、何秒間か目を見たらチラッと目線を逸らすアクションを入れるようになってしまいました。
こういうのも日本人の気遣いなのかもしれません。
逆に私の友達で人の目を見て話せない女性がいます。
だからといって私は彼女に「ちゃんと目を見て話しなさいよ」と注意した事はありません。
けれど“何で目を見て話せないんだろう”といつも疑問に思っています。
それぞれの掲げる礼儀礼節というものがあるので、一概に「これが日本精神だ」とか「日本精神ではない」とは言い切れない気もしてきました。
日本人の奥ゆかしさ。
この礼節は、海外の人たちから見ると不思議な作法な気もします。
しかしそれが日本の文化であり、日本精神なのかもしれません。
相手の方の顔を見て話すのは、いたって普通のことだと思うのですが、そういうふうに感じる方もいらっしゃるのですね・・・・
私は、視線をそらされていると、こちらの話をきちんと聴いてくれていないという印象を受けてしまいます。
コロナ禍では、日本人の同調圧力をよく感じさせられますが、そういうときは、欧米のような個人主義がいいなと思ったりもしますね(^^;;
utokyo318様✨
目を見て話す(*’ω’*)
私にとっては普通の事だったのですが、じっと見つめられるのが苦手な人もいるようです。
日本人の同調圧力は確かに凄いモノが有りますね。
だから〇〇警察が出現したりするのでしょうね!
日本の精神!!
実に奥深い内容ですね
残念ながら、日本は敗戦して、
GHQに日本人の精神は少し、崩されたと
私、個人的に思ってました。
がちょー様✨
なるほど!
敗戦したことで日本精神が崩される…それもあるかもしれないですね。
しかしそもそもの日本精神がなんなのか、私にはわからないです。