洒落怖
2025年6月11日(水)
YouTubeチャンネルこちこの部屋に怪談朗読をアップしました。
今回はネット怪談の名作から📖
2ch鬼胎「アンケートの忠告」です。
ホテルにまつわる洒落にならないほど怖い話😱
ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。
▼【怪談朗読】アンケートの忠告【2ch鬼胎】
怪談への感想とエピソード
2ch鬼胎「アンケートの忠告」を朗読してみて感じたのは“怪談は、実話にしろ創作にしろ動画の尺が3分くらいの短編でも十分恐怖が伝わる”です🎶
無駄な言葉を削ぎ落とし、簡潔にまとめられている文章は『作者の推敲技術が素晴らしい』としか言いようがありません。
そして肝心の怪異はというと…。
霊道を主軸に展開される物語の不気味なオチに“こんなホテルには絶対宿泊したくない🙅♀️”と思ってしまいました。
ちなみに霊道とは💡(AI による概要)
霊が成仏のために通る道、または霊が宿る場所のことです。
水場や鏡など、霊が宿りやすい場所が霊道として知られています。
霊道がある場所では、心霊現象が起こりやすいと言われています。
霊道は、様々な場所に存在すると言われており、霊道が家の中に通っていたり、霊が留まってしまうと、住人は様々な影響を受けることがあります。
霊道は読んで字の如く、文字通りの意味でしたね🤔
しかしオカルト懐疑派の私としては、事故に遭ったり、病気になったりする事を全て霊のせいにしたくはない気持ちもあります。
特に作者の言う、物語のオチの『偶然かもしれませんがしばらくして、』の“しばらく”の時間⏳‼️
一体どのくらい先の未来だったのかが気になりました。
霊道がある問題の部屋に宿泊して“数日後に不吉な事が起きた”のと“数ヶ月後に起きた”のでは事情がまるで異なると思ったからです。
宿泊した数日後に不吉な事が起きた場合、霊障を疑いたくなる気持ちも分からなくはないのですが、仮に数ヶ月後とか数年後だった場合、一概に霊による影響とは言えないのでは?と私は推察します。
なぜなら人間は時間が経つにつれ、状況や環境がどんどん変化していくものだからです。
月日を重ねるとはそういう事です。
そんな中、予期せぬ事故に遭ったり、病気になったりすることもあるかもしれません。
しかし作者はそれより何より、宿泊客の「アンケートの忠告」から自分の災難をどうしても霊のせいに結び付けたかったのでしょう。
ラストの言葉からもその強い想いが読み取れます。
実話調の作品ですが『どうか創作であって欲しい』と願わざるを得ない後味悪い結末に、ネット怪談の名作と呼ばれる所以を感じてしまいました。
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ここからは余談になります。
実は2ch鬼胎「アンケートの忠告」は編集中に漢字の読み間違いに気付き、録り直しています。
普段なら朗読原稿は紙に印刷して漢字にフリガナを振り、それから朗読するのですが、「アンケートの忠告」は読めない漢字がなかったのでiPadを片手にそのまま朗読しました。
そしていつも通りスマホで動画編集📱
自分の朗読と原稿を照らし合わせていきます。
ふと原稿にある『裏面』の文字(読み方)が気になりました。
ネット検索してみると…。
裏面とは🔎(読み方)
裏面とは文字通り、物の裏側、外部に出ていない部分という意味合いで使います。
“うらめん”と読みがちですが、実は“りめん”と読むのが正しい読み方です。
ちなみに『裏面』の対義語の『表面』も“おもてめん”ではなく“ひょうめん”が本来の読み方です。
なんと‼️
私は正に『表面』を“おもてめん”、『裏面』を“うらめん”と朗読していたのです⚠️
動画をアップする前に気づいて良かった〜🙌
よく考えると『裏面』を“うらめん”と呼ぶのは、コンピュータゲームでゲームクリア後に登場するステージ(面)のことだよなぁ💭なんて思ってしまいました。
うっかりゲーム用語で朗読しちゃっていた私。
思い込みが半端なくて恥ずかしい〜🙈💕
しかもこちこの部屋を視聴してくださっている方たちの中には私の知る限りでも、作家さんや大学教授、塾の先生と、国語力の高い聡明な方たちがご覧になっています。
それなのに私が間違った日本語で朗読していたら『こちこさんは漢字の読み方も知らないのかしら⁉️』と皆さんに笑われてしまうところでした💦
読み間違いや違和感に気づいたら、ちゃんと調べて正しい読み方で録り直す💪‼️
たまには私のしつこい確認癖(強迫性障がい)が役に立つ事もあるんだなぁ〜なんて自画自賛したくなっちゃいました。
もちろん正しい日本語での朗読は、2ch鬼胎「アンケートの忠告」を書いた作者へのリスペクトも込めて✨
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