信じようと、信じまいとー
2025年1月29日(水)
YouTubeチャンネルこちこの部屋にショート動画をアップしました。
今回は2ちゃんねるに投稿された怖い話【信じようと、信じまいとー】を朗読。
2ch怪談「急ぎ過ぎたチャーチ」です。
インターネットのフォークロア(民間伝承)をどうぞお楽しみください。
▼【2ch怪談】急ぎ過ぎたチャーチ【信じようと、信じまいとー】
怪異を考察
2ch怪談「急ぎ過ぎたチャーチ」は“懐中時計が止まった時、時間までもが止まってしまった”というお話なのでしょうけど…⏱️
にわかには信じがたい話ですよね😅
『時間停止』とまで行ってしまうと“怪異を通り越してSFの世界じゃん💦”と私は思ってしまいました🙏
本当に『時間停止』があったかどうかはさておき、止まった懐中時計がある時刻で止まり、また再び動き出す原理なら理解出来ます。
まず懐中時計とは💡
懐中時計は、ポケットに入れて持ち歩くために設計された時計です。
主に以下の特徴があります。
・デザイン:通常、蓋付きで、チェーンやリボンで服に取り付けられます。
・歴史:16世紀にヨーロッパで広まり、19世紀から20世紀初頭まで非常に人気がありました。
・用途:現在ではファッションアイテムやコレクターズアイテムとしても価値があります。
そして懐中時計のメカニズムは主に以下の要素で構成されています。
ムーブメント(機械式時計の心臓部)
・テンプ:規則的な振動を生み出すためのバランスホイールとひげゼンマイから成る。
・ゼンマイ:動力源として、巻き上げることでエネルギーを蓄えます。
・歯車列:ゼンマイから伝わるエネルギーを時間を示すために減速させる。
・エスケープメント:歯車列の動きを制御し、一定の間隔でエネルギーを解放する。
文字盤と針
・文字盤に刻印された目盛りにしたがって、時、分、秒を示すための針が動きます。
ケース
・保護と装飾の役割を果たし、蓋付きのものが多い。
巻き上げ機構
・手巻き式では、リューズを回すことでゼンマイを巻き上げます。
※自動巻きのものもあるが、懐中時計では稀。
調整機構
・時間の設定や微調整のためのリューズや調整ネジなど。
懐中時計のメカニズムは非常に精密で、手作業で組み立てられることが多いため、一つ一つが芸術品とも言えます。
現代ではクォーツムーブメントも使用されることがありますが、伝統的に機械式が好まれています。
つまり懐中時計には機械式とクォーツ式があり、一般的には機械式の手巻きが主流である事がわかりますね💕
更に時計の動力源(手巻き、自動巻き、クォーツ)の3種類を比較してみます。
手巻き(マニュアル)
・動力源:ゼンマイ(手動で巻き上げ)
・特徴:毎日リューズを回してゼンマイを巻く必要がある。シンプルな構造で、精度が高い場合も。
・メンテナンス:自動巻きに比べて部品が少なく、メンテナンスが比較的容易。
自動巻き(オートマティック)
・動力源:ゼンマイ(腕の動きで自動的に巻き上げ)
・特徴:着用者の動きでゼンマイが巻かれるため、手動で巻く必要なし。長期間着用しないと止まる可能性あり。
・メンテナンス:構造上、部品が多く、オーバーホール(分解整備)が必要。
クォーツ(電池式)
・動力源:電池
・特徴:電池の寿命が尽きるまで正確な時刻を刻む。手巻きや自動巻きと比べて精度が非常に高い。
・メンテナンス:電池交換が主なメンテナンスで、機械式時計に比べて手間が少ない。ただし、電池切れの際は突然止まる。
それぞれに特有の魅力と利便性があります。
機械式の手巻きや自動巻きは伝統的な技術と趣味性を楽しむことができ、一方でクォーツは現代のライフスタイルに適した正確さと手軽さを提供します。
私が推察するに、懐中時計に自動巻きが流行らなかったのは、自動巻きは腕時計用に開発された技術のため、ポケットに入れて持ち歩く懐中時計には不向きだったからなのでは?と思いました。
腕はよく動かす部位です。
それなら嫌でもゼンマイは巻き上げられるでしょう。
しかしポケットの中は思いの外動きが少ないため、ゼンマイが自動的に巻き上げられず、頻繁に止まっていた可能性が考えられます。
結果的に毎朝手動で巻く羽目になるのなら自動巻きよりも部品が少ない分軽く、メンテナンスが容易な手巻きの方が流行ったと思うからです。
2ch怪談「急ぎ過ぎたチャーチ」に話を戻します。
私はチャーチが使っていた懐中時計は機械式の自動巻きだったと考察します。
止まったはずの時計がある時刻から再び動き出したのなら手巻きやクォーツ式のはずがありません。
手巻きは時計が止まった場合、構造上自分でゼンマイを巻かないと動くことは絶対にありえません。
そしてクォーツ式も電池切れしてしまったら、電池を変えなければ動くはずがないからです。
けれども自動巻きだったなら…朝もしくは前夜の8時20分に懐中時計は止まっていて、チャーチが移動する際、激しく体を動かした振動でゼンマイが自動的に巻き上げられる可能性はあります。
よって私は“懐中時計が止まった時刻と動き始めた時間が偶然一致してしまっただけで怪異ではない‼”と現実的な考察をしてしまいました🙇♀️
YouTubeをご覧になった視聴者さんたちの方が素敵な考察コメントをくださっていたのでご紹介します。
▼2ch怪談「急ぎ過ぎたチャーチ」へのコメント
怪異として考えるのなら『神様のイタズラ説』『タイムスリップ説』『時空の歪みに入ってしまった説』の方が私の『チャーチの勘違い説』よりもロマンがありますね❣️
怪談に詳しい視聴者の皆さんのご考察に私は感銘を受けました✨
▼神様のイタズラに関連する記事
▼タイムスリップに関連する記事
▼時空の歪みに関連する記事
動画、後ほどぜひ拝見します♫
腕時計もまったくしなくなりましたが、自動式のものは、手間がかからないのがメリットでも、修理は容易ではないということで、やはりクォーツ式が良さそうだと感じます。
自宅にある時計も、一瞬止まったように感じられることが、ときどきありますが・・・・
きっと、時計ではなく、自分のほうに原因があるのでしょうね(^◇^;)
utokyo318様✨
いつもお気遣いありがとうございます♡
現代はスマホがあるので、腕時計を使用されている方は少ないですよね!スマホが懐中時計の代わりになった印象です♪
今回私の怪異への考察はロマンのない結論を出してしまいました(^◇^;)視聴者さんたちの考察の方が怪談としてワクワクします☆
不思議なお話ですよね!
時間停止するって、、
時間は前にしか進まず
過去に戻るにはタイムマシンが必要ですし
時間停止は無理なはずです。
今回は時間停止は謎でしたね(^_^;)
がちょー様✨
YouTubeにいただいたがちょー様のコメントをブログにも掲載しちゃいました♪
過去に戻ったのだとしたら、タイムスリップしたんですよ(*゚∀゚*)
がちょー様は時々核心をつく発言をされるのでドキッとします☆