ボクササイズジムの経営
コロナ禍が始まる2年前。
こんちゃんはボクササイズジムを起業。
しかしそれから数ヶ月後コロナ禍が始まり緊急事態宣言が発令。
こんちゃんは苦肉の策で1度店をたたみコロナ禍が収束しつつある今、ボクササイズジムを再開。
これからまた何とかやっていけそうであるという近況は以前のブログ記事「こんちゃん」で紹介した。
▼こんちゃん初登場のブログ記事はこちら
スポンサーになりたい女性
こんちゃんはボクササイズジムを2年前にオープン。
その時期はまだ世間がコロナ禍と騒ぎ出す前だったので、目新しさもあってかボクササイズジムは若い女性客で申し込みが殺到し幸先の良いスタートを切ったのだそう。
レッスンはお客さんがマンツーマンを希望した場合、月謝の他にプラスアルファの金額を支払う事で、トレーナーが専属で教えるサービスも取り入れていた。
数日すると女性客の1人が「ボクササイズジムのスポンサーになりたい」という理由から、月謝とは別にお金を多めに払い始める。
こんちゃんは“自分は俳優の小栗旬似。だからモテる。1人ファンが増えた。ラッキ~”くらいに思っていた。
ボクササイズジムは美容やダイエット目的の女性客が大半。
こんちゃんがお客さんにレッスンしていると勝手に恋されちゃう事もあるんだとか・・・
こんちゃんは現在31歳。
起業した当時は2年前なので29歳。
スポンサーになりたいという女性客はこんちゃんの1歳年上。
「銀座のクラブでママをしている」と話すその女性は経営手腕があるようで、ボクササイズジムの月謝の支払いは一般のお客さんがだいたい1ヶ月15万円するところ、こんちゃんへのチップというかたちで30万円以上現金で支払っていた。
支払いをする際の財布もただの長財布ではなく、まるでタブレットが入るくらいの大きさのマチ幅のある馬鹿でかい財布。
ファスナーを開けると中にはお札が10万円ずつマネークリップでとめられていて、100万円以上の現金が収納されている。
お財布の中身がチラリと見える度、こんちゃんは「スゲー!!!!!」と思い、クラブを経営しているのは事実なんだろうと語っていた。
さらにここからがきな臭い話なのだが、この女性はクラブの経営の他に祈祷師もしているそうで、霊能力があるためその力を発揮できるこの仕事でも大変儲かっているのだそう。
こんちゃんにとっては太客。
しかもスポンサーになりたいと言ってくれている。
だから多少は贔屓し、この女性のレッスンをサポートしていた。
それゆえ女性はますますこんちゃんを気に入り、トレーナーとしてというよりも男性として好意を持ち始めているのがこんちゃんには手に取るようにわかった。
日が経つにつれ、女性のこんちゃんへのアプローチはガツガツと激しいものになっていった。
「この後ジム閉店でしょ。ゆっくりと食事をしながら今後の経営について語り合いましょう」
別日。
「オシャレなお店でお酒でも飲みながら将来について話しましょう」
また別日。
「もっとあなたをよく知りたいからホテルに行きましょう」
誘惑は徐々に直接的で露骨な表現に変わっていった。
こんちゃんはなるべくこの女性の機嫌を損ねないよう数回は一緒に食事をしたのだが、話が「お金を援助する代わりに彼氏同様の付き合いをしてほしい」という流れになるので、かなり引いてしまっていた。
「これがお客さんとしてではなく別の場所、例えば飲み会とか紹介みたいな感じで出会っていれば積極的な女性と理解し、自分の気持ちも違ったのかもしれない。しかし出会いは自分の経営するボクササイズジム。自分は経営者かつトレーナーで彼女はお客さん。この関係を崩したくはない。お客さんと色恋沙汰するのも面倒」とこんちゃんは経営者とお客さんの立場に線引きをしていた。
そして自分を所有物にしようとお金の力でしつこく言い寄って来られるのは凄くストレスだったみたい・・・
呪い
それから数日経ったある日。
こんちゃんの煮え切らない態度に痺れを切らしたのか、スポンサーになりたいと言っていた女性はボクササイズジムの閉店時間ギリギリに突如現れ、怖い顔でこんちゃんに究極の選択を迫った。
「私には霊能力があるからわかる。ここにいるレッスン生全員から邪悪な念を感じる。悪霊に憑かれている。このレッスン生たちは全員辞めさせた方が良い。そして私だけを取りなさい」
「私を選んでくれたらレッスン生全員分の月謝代を全て補填してあげる。今すぐここでレッスン生を取るか私を取るか二者択一どちらかに決めなさい」
こんちゃんはその女性の鬼気迫る表情に一瞬たじろいだが、迷わず「今いるレッスン生を取ります」と言い切った。
するとその女性はさらに怒りの表情を露わに唇を震わせ・・・
「今からあなたに呪いをかけてやる!あなたの人生を未来永劫不幸にする呪いよ!たった今その呪いをかけてあげたわ!!私を袖にした事一生悔やんで生きればいい!!!」
こう吐き捨て、ボクササイズジムから出て行った。
この女性客がボクササイズジムを退会して数週間後コロナ禍が始まる。
あれよあれよという間に緊急事態宣言が発令され、飲食店ではないボクササイズジムへは国からの協力金を補償されておらず、結果的に経営難に陥ったこんちゃんは店をたたまざるを得ない状況になった。
女性の発言から現在の不幸な状況を点と線で結びつけたこんちゃん。
メンタルが病んでしまい“呪いのせいでコロナ禍が始まってしまったのかもしれない・・・”と自分に降りかかった呪いに怯えながら数ヶ月間暮らしたとの事。
話の一部始終を聞いた私。
「そんなもんあるわけないじゃん!」と一笑に付す。
こんな気味の悪い言葉を言い放つ女性ってある意味ヒトコワ!
言霊を信じちゃったこんちゃんww
もしコロナ禍が始まったのがこの女性の呪いだったとしたら世界中を巻き込んでしまっている。
たった一人の男のために全人類巻き添えってwww
超迷惑だから、いい加減にしてほしい!!!
▼こんちゃんのその他のエピソードはこちら
容姿が良い方には、この手の悩みがあるのですね(^_^;)
自分の感情もコントロールできないのに祈祷師って、どうなんだろう??という感じです。
お金の切れ目が縁の切れ目になりがちなので、断って正解ですよね。
ボクササイズ、ストレス発散できそうなのでやってみたい気持ちはあります♫
utokyo318様✨
羨ましいような羨ましくないようなこんちゃんのモテネタでした〜(^◇^;)
そしてお金持ちの女性!!!
祈祷師の仕事が儲かるとは少し意外☆
女優のように美しい人だったらしいので、振られてプライドが傷ついたのかもしれませんね…
私もボクササイズ楽しそうに思いました♪
こんちゃんは起業家になったのですね!
素晴らしいですよ✨
それに、霊感もあって面白い方でもありました これからも怖い話をブログにも載せて下さいねー
がちょー様✨
こんちゃん!!!
面白いネタを沢山持っていますよね(^^)
怖い話と恋愛のモテ話が得意みたいですww
自称小栗旬なのも私にはツボです♪