私の祖父

じいちゃん子

２０２３年３月１３日（月）

YouTubeこちこの部屋にショート動画をアップしました。

今回は２ｃｈ怪談「じいちゃん子」です。

誰しも心の奥には悪魔が潜んでいる･･･。

そんな人怖怪談になります。

別々に暮らしていて時々会うお爺ちゃんって優しいし大好きだったりしますよね。

けど実際一緒に暮らすとなると、今まで見えていなかった嫌なところが見えてきたりして“大好きが大嫌いに変わってしまう”なんて事が起こるかもしれません。

ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。

▼【２ｃｈ怪談】じいちゃん子はこちら

祖父の印象

私はじいちゃん子ではありませんでした。　

祖父母とは１０歳まで一緒に暮らしていたのですが、祖父は都会に出稼ぎに行っている事が多く、あまり家にいませんでした。

しかし時々は家に帰って来るわけで･･･

祖父は無口でおとなしい人というイメージがあり、私にとっては少し話しかけづらく、どう甘えて良いのかわからなかったように思います。

そして祖父も孫とのコミュニケーションの取り方が独特で、口下手だからか喋るのではなく、私にちょっかいをかけてくるのです。

その中で覚えている祖父のちょっかいは、幼かった私にトントンと肩を叩き、私が振り返ると自分が肩を叩いたくせにプイっと顔を横に向け“自分ではありませんよ”みたいなジェスチャーをしてきます。

私はそれをされる度、子供ながらに困惑し何がしたいのかよくわからず、今考えるとそれも祖父なりの愛情表現だったのかもしれないけど、私は“えー！？お爺ちゃんって変な人なのかな？”なんて思っていた記憶があります。

そんな印象が強いせいもあってか、私はじいちゃん子にはなれず、むしろ苦手でした。

子供の頃の私と祖父の思い出･･･

もうちょっと私が大きくなるまで一緒に過ごしていたら、祖父の事を違う印象で語ったかもしれません。