自遊人へ

 

「自遊人へ」とは、昔テレビ朝日系列局で放送されていた5分間の情報ミニ番組。

当時、私はよくこの番組に出演していた。

10代だったこともあり私の出演回は、遊園地や海水浴場といった観光スポットを紹介するものが多かった。

私はこの自遊人という造語が好きだ。

番組は自由に楽しく遊んでいる人をイメージしたものと記憶している。

 

 

大嫌いな絶叫マシーン

この番組に出演した中で印象深いのは!

東京サマーランドに当時新しくできたアトラクション風人

私が絶叫しているシーンを撮影するマシーン。

この風人というのは腹這いの状態で吊るされ、30mの高さから自分でロックを解除して落下後、最大70mまで振り子のように振られるワイヤーアトラクション。最高速度は100km/hに及ぶ。サマーランドでたったひとつの直接対価(2000円)がいる絶叫アトラクションだった。

 

私は絶叫アトラクションが大嫌い!

今も嫌いだ。

その当時「仕事があれば何でもやります」というスタンスだったため、すごく苦手だったけれど、周りの大人達に自分を認められたいと必死でどんな仕事もこなしていたように思う。

初めて風人を見た時この高さからの落下は想像を絶するなと思った。

 

仕事という使命感

宙吊りになって、スタートの合図を待っている時が一番怖かった。

係員があんなに小さく見える。

高い所から自殺する人の気持ちが少しわかった。

なぜなら自ら潔くヒモを引かないと、この仕事は終わらないからだ。

宙吊り状態で、否応なしにロック解除のカウントが始まる。

3・2・1

人間とは面白いもので(* ´艸`)クスクス

カウントダウンされると全く尻込みせず、ロック解除のヒモを引く。

 

いざ落下してしまうと、巨大なブランコ状態の往復を耐え忍ぶだけ💦

 .
 .
 .

やっと振り子は止まった。

体験した結果、正直とても怖かったが私は安堵💖

 

風人から降り立ち、番組クルーに笑顔で駆け寄った。

  

驚愕の事実

何ということだろうか!

カメラマンが一言「テープを回し忘れていた」と言い放った。

私は一気に顔面蒼白

「また乗らなければいけないの…」とブツブツ文句を言う。

2回乗るのは本当にしんどいし苦痛だった。

「はぁーんっ?」(# ゚Д゚) 私の文句にカメラマンが逆ギレしてきそうな雰囲気だったので、私は空気を読み喋るのをやめた。

渋々2回目のダイブ!!!!!

 

大人の高圧さに嫌気がさした😢

 

    

絶叫アトラクションに慣れはないと私は悟った。

 

野生のイルカ

出演した中でもう一つ思い出深かったのは、伊豆の観光スポットで野生のイルカを海の浅瀬で触るというシーン。

浅瀬にイルカが本当にうじゃうじゃいて、そのイルカ達は近くで見ると傷だらけ!

体表がえぐれていたり背ビレが欠けている。

いっぱい歯が生えていて口も大きく、とにかくあの傷だらけBODYを見たらイルカなんて可愛いとは思えないのだ。

ナビゲーター曰く「野生のイルカは狂暴だから傷だらけなんだよ」という警告が、私の恐怖をより一層増大させた。

私は動物全般が苦手であり、基本触ることすらできない。 

しかし、イルカと楽しそうに戯れるシーンが必要。。。

 

「そのイルカの頭を触れ」

「腰をひかず、イルカを可愛いと思っている表情で頭を撫でろ!」

と私に指示が飛ぶ。

自分では演技をしているのだが、イルカに対する恐怖心から足が動かない。

 

「良い表情でイルカを可愛がっている感じを出さないと終わらないぞ」と脅しがかかる。

この時、可愛いとは全く思えないイルカを愛でる演技がいかに難しいか切実にわかった。

 

結果的には長回しでそれっぽいシーンが撮れ撤収。

 

とにかく野生のイルカは傷だらけで怖いという印象しか残っていない。

 

振り返り

今思うと仕事じゃないと絶対やらないような経験を私もそれなりにしているなぁ。

10代でやる気に満ち溢れていたからできたんだなぁ。

当時は嫌で仕方なかった気もするが、今では良い経験をさせてもらったと思っている。

無理くりでもこの番組を通じて、遊ぶということを知った。

 

撮影自体は私にとって過酷だった気もする( ノД`)シクシク…

しかし、視聴者目線ではすごく良い番組

 

 

自遊人へ

私もこの番組が伝えたかった

自分で自分を楽しみ遊ぶ人

常にそうでありたい💓

 

自遊人って言葉は本当良い響き

 

スポンサーリンク

4件のコメント

こちらでも感想を書かせてください。

テレビ番組にご出演✨✨素敵ですね。キラキラした世界には、演者の方たちの苦労があるのだなと思いました

テープ回してないカメラマンは酷いですよね。処刑でいいと思います‼️

イルカは…マジで怖いどんな病気持ってるかわからないし。動物を見るのは好きな私ですが…触るのはちょっと嫌です。

動物園でのイルカとの触れ合いがアイドルとの握手会なら、野生のイルカとの触れ合いは暴力◯員にインタビューするくらい違いますよね!

本当にお疲れ様でした!興味深いお話に感謝です!

KO様✨
「自遊人へ」の意図を読みとって頂けて嬉しいです(;ω;)
このミニ番組は視聴者目線では、とても素敵な✨出かけたくなる✨良い番組でした✨✨✨
けれど、出演してる演者にはとても苦労があったのです。

振り返ると今だったら、お金を貰ってもやりたくない内容…。
経験値だけは上がった気がします✨

自遊人という造語と✨
番組の発想は今もリスペクトしていて、自分もそうで有りたい‼️と感じています٩( ‘ω’ )و

こんにちはこちこさま♫
ライブもお疲れさまでした!
さっそく更新なさったブログに遊びにきましたよー
こちこさまは芸能人??なんて私は風ミコライブでこちこさまはどんな方か正直よく分からなかったのでありましたよ(笑)

でも、こうしてブログやYouTubeなどでこちこさまがなんとなしに見えてきました☆
こちこさまはテレビにも多数出演されて、私達視聴者は簡単に楽しく番組を見てましたが、それに反してご苦労も多々あったのですね。絶叫マシンからのダイブに、動物との戯れのシーン。

昔、ビートたけしのお笑いウルトラクイズなんて番組もありましたが、芸人さんたちが罰ゲームさせられてホントに泣いてましたよ。それをブラウン管越しから私達は笑いすぎて泣いていた事を思い出しました。それほど出演者は大変な思いをしているのに観ている側はそんな事お構いなしに笑っている事を考えさせられる今回のブログ記事に、私はそう思いましたよ。

さぞかし撮影もご苦労があった事でしょう
撮影秘話のひとつ。そしてご苦労も多々、、
そんなこちこの部屋の中のブログからは、こちこ様の生きていた人生のひとつが垣間見れましたよ。

「自遊人」良い言葉ですね☆

人生は大変と思うと大変になります
楽と思うと意外と楽にもなりますよね!
その思い、言葉からも自遊人は言葉の意味的にも相乗にリンクをしているような気がしました。

そうそう、
私のブログトップページには私LINEのQRコードがありますよ。ミコリーさまもこのようなご縁からライン友達になりましたww
こちらのページなので見て下さいませ↓

http://gachonohitorigoto.blog.fc2.com/blog-entry-939.html

こちこ様の人生のページを少し拝見した内容です
これからも楽しく更新なさって下さいませ!

それと、都市伝説の関暁夫さんのシーンは面白いので早めにご覧になりましょうww♪

がちょ様✨
いつもコメント有難うございます。

このブログでは、私の経験してきた自分語りから皆さまに「気付き」を感じて頂けたら嬉しいなと思っております✨

キラキラした世界も作り上げている裏側の人達には沢山苦労がありました。
だからこそ素敵な番組に仕上がっているのでした✨

「自分で、自分を楽しみ遊ぶ人✨」
良い響きですよね(๑˃̵ᴗ˂̵)
私も常にそうで有りたいです。

がちょ様からオススメされた年末の都市伝説!!
私も録画してます♡
早く視聴しなければ〜〜〜✨

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です