信じようと、信じまいとー
2024年11月20日(水)
YouTubeチャンネルこちこの部屋にショート動画をアップしました。
今回は2ちゃんねるに投稿された怖い話【信じようと、信じまいとー】を朗読。
2ch怪談「井戸」です。
インターネットのフォークロア(民間伝承)をどうぞお楽しみください。
▼【2ch怪談】井戸【信じようと、信じまいとー】
衝撃のニュース
2ch怪談「井戸」は、私が最近ネットニュースで見た情報を彷彿とさせられました。
▼そのニュースはこちら💁♀️
2024年11月18日5時59分(livedoorニュースより抜粋)
【衝撃!インドで飲まれていた「聖水」、実はエアコンの排水だった】
インド北部のウッタル・プラデシュ州の寺院にある象の彫刻から水が滴り落ちており、 信心深い信者たちはこの水を「聖なる水」と信じていました。
ところが共同通信の記事によると、最近になってこの「聖なる水」が、実はエアコンから垂れた結露と判明。
寺院では「汚い水なので飲まないで」と呼びかけているようです。
信仰している方たちは、彫刻から滴る水をヒンドゥー教の神様の化身だと思い込み“ご利益のある水”と崇め、飲まれたりしていたとのこと。
私は神経質なので衛生面が気になってしまいますが…😅
「インド エアコン 水」で画像検索すると、そこに集まった大勢の人々が壁の彫刻に手を差し伸べ、我先に水をすくおうとしている画像が見つかりますので、気になる方はチェックしてみてください🔍
仮に日本で彫刻から急に水が湧き出てきたとしても、流石に“聖水”とはならなそうですよね💦
それこそ業者に頼んで原因を解明してもらうなりの術を尽くしそうな気がします。
だからか私はこのニュースを見た瞬間“えっ!?これ現代での話?”と目を疑ってしまいました。
一昔前のサイババ(自らを「神の化身」と宣言し、何も入っていない壺からビブーティーという粉を出したりするカリスマ性あるスピリチュアルリーダー)全盛期の時代なら理解出来なくもないのですが、それから何十年も経過した現代であっても、インドの方たちはエアコンの結露を“聖水”と信じ、それを飲んだりしているという事実に、私は国による文化の違いを感じざるを得ませんでした。
したがって2ch怪談「井戸」の怪異も(彫刻から現れた水が聖水ではなく、エアコンの結露だったように)私は何かしら“科学的根拠”があって井戸から水が出なくなったのでは?と思ってしまいました。
当時の技術では調査しても分からず、「怪異」とされていた現象も現代の技術だったら解明できるかもしれません。
実際、視聴者さんから『上流のトンネル工事が原因で水脈が変わってしまい水が来なくなるとかはよく有ります』とご意見いただきました📝
やはり何らかの理由が影響して水脈が変わり、結果として水が出なくなる事態は現代でも普通に起こり得る現象のようです🙏
怪異を考察
ここからは私の怪異への考察になります。
『井戸からきれいな水が出ていたはずなのに、実は水脈すらなかった!!!』
これが噂として広まると、近隣の村や遠くの町にまで情報が行き渡る事でしょう。
よって「井戸」の怪異は、それを見込んだ村人たちの“井戸を観光地として有名にしたいがためのデマ、もしくは村おこしの一環で吐いた嘘?”と私は考えました。
が、そういったビジネス目的でもなんでもなく“集団幻覚”で本当に村人たちには水が見えていたとしたら…?
ちなみに集団幻覚とは💡(ピクシブ百科事典より)
多数の人々が実際に感覚的刺激や対象がないのに、それをあるように知覚することを指す。
井戸は存在するものの、水脈のない井戸には水なんてそもそもなかったのです。
にも拘らず村人たちの“井戸がある=水が出ている”という思い込みから発生した集団幻覚によるものであったとしたら、全ての辻褄が合います。
やがて集団幻覚から解放された村人たちは、井戸から水が出ていない事に気づきます。
不安心から井戸を調べてみると「水脈があった形跡すらない!」と驚愕するオチに繋がるわけです🫨
私の考察…いかがだったでしょう💗
不思議現象や怪異にはロマンが有り、ワクワクしますが、当時は「謎」とされていた現象もいずれ科学技術や医療の発展により、どんどん証明されて行く日が来るのかもしれません。
そうと思うと、今から未来が楽しみです。
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