顔を見せない乗客

投稿怪談

2025年5月1日(木)

YouTubeチャンネルこちこの部屋に投稿怪談をアップしました。

今回の怖い話顔を見せない乗客です。

実話怪談を投稿してくれたのは、こちこの部屋ではお馴染み“霊感の強い路線バスの運転手さん”稲之介様

ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。

 

▼【投稿怪談】顔を見せない乗客

 

投稿怪談にまつわるエピソード

2025年4月21日(月)

稲之介様から投稿怪談「顔は見せない(妙な乗客の話)」の原稿と一緒にメッセージが送られてきました📝

こちこさんお疲れ様です
 
今回はもしかしたら人怖かもしれないし、はたまた霊かもしれないしと判別の難しいエピソードです。
 
2年前おそらく一番直近のバス乗務中の話です。
 
行動が意味不明すぎて今思い出してもゾクリトします。
ちょっと頭のおかしい人だったのかそれともやはり霊的な存在だったのか
いまだ判別がつきません。
 
鳥の骨が散らばっていたのを見つけた時は珍しく激昂して、マジで怒鳴りつけてやるつもりでしたが、、一瞬で消えてしまいました
 
自分的には人かなぁ、、とは思うのですが
彼女が路地に入った瞬間、バスで追いついたのでそこで消えてしまうのはあり得ないのです。
 
始終顔を隠し、鳥の骨を残し、声をかけると小さく笑い、降りたらこちらを顔を手で覆ったまま見てる。
そして消え失せる。
すべてが謎すぎて混乱しました。
ちなみに料金箱に何かを入れたようなんですが彼女に興味が向いてて何を入れたのか見てなかったです。
 
この女どう思われますか?
 
もしこちこさんの判断使えないようであればそれでもオッケーです👌
明確に霊だ!ともいい切れないし人だともいい切れないので!
 
「顔はみせない」
これだけだとバスの話とはわからないと思われるので()で妙な乗客の話とつけました🙇

 
まずはご一読を✨

早速原稿に目を通します👀

いつも通り作品クオリティが高く、怪異ともヒトコワとも取れる内容に、私はもちろんOK👌

ただ怪談のタイトルは最も重要なので(タイトルの善し悪しが再生数に大きく影響するため、視聴者の興味を引くことと、内容を的確に伝えることが同時に求められます)💦こちらは投稿者である稲之介様に決めていただきたく、私は以下のように返信しました📝

新作怪談ありがとうございます!
相変わらず興味深い内容でした。
ぜひ朗読させていただきたいです。
 
ところでタイトルは、どうしますか?
カッコはない方が良いので、「顔は見せない」または「顔は見せない妙な乗客」もしくは「顔は見せない妙な乗客の話」、それ以外だと「顔を見せない乗客」でしょうか。
タイトルは重要なので、どうか稲之介様がしっくりくるもので教えていただけると嬉しいです🙇‍♀️✨

すると稲之介様からご返答がありました📝

バスに絡んだワード入れば間違いなく伸びると踏んでいるので乗客、客は入れたいですね👍
「顔は見せない」だけだとバス怪談とは絶対思われないだろうし😫
 
今こちこさんがセレクトしてくれたタイトルで「顔を見せない乗客」
これが語呂的にもシックリ嵌りますね🥰🥰
 
「顔を見せない乗客」
うん!いいですね!😍
これでいきましょう!

 
今回も宜しくお願いします🙇
誤字脱字があればこちこさんの判断で読み切って結構です✌️
 
何かわからない点、不明な点があれば何なりと👍

という事で、タイトルは顔を見せない乗客に決定🙆‍♀️💕

私の意見が採用されたのも嬉しい〜🎶

これで安心して朗読の収録に取り掛かれます。

それから数日後…。

私は無事収録を終えました。

顔を見せない乗客を朗読し、改めて感じたことがあります。

稲之介様は“怪談の怪異に意味を持たせる文章の演出がとても上手いということ”です。

今回の顔を見せない乗客の肝となるのは謎の女性にあります👩🏻

この女性を稲之介様は怪異と取るかヒトコワと取るかはあなた次第です🫵🏻‼️と示唆するように締め、視聴者に投げかけました。

ここに私は稲之介様のセンスを感じてしまいます✨

実は、私にとってはこちらの女性…。

正直言って幽霊でもヒトコワでも、どちらでも良いのです。

なぜならバス乗務員さん視点での怪談として考えた時、仮に怪異でなかったとしてもバス利用者への注意喚起にもなる良い作品だと思ったからです。

実際バスは公共交通機関であり、不特定多数の人が毎日利用します。

そのバスをゴミ箱のように扱ったり、無賃乗車を試そうとしたり、ましてやその悪行が運転手さんに見つかると笑って誤魔化したり💢逃走したり💢💢

こういった行為は全てマナー違反です‼️

私は怪談を通して“人としての常識やモラルに反した行動はやめましょう”という教訓を顔を見せない乗客から感じ取りました😌

教訓まで有るとなると、稲之介様の書く怪談はすでに文学の域に達しているのかもしれません📖✨

そして投稿怪談「顔を見せない乗客には、もう一つ伝わって来る熱いモノが有りました。

それは、稲之介様がお仕事に対して熱血漢であるということ❤️‍🔥

悪質なバス利用者には乗務員としての誇りとプライドを賭け、とことん追いかける姿勢🚌

これには稲之介様の武士道精神“侍魂(サムライスピリッツ)”を垣間見る事が出来ました~🤩👍

稲之介様のような勇敢なバスの運転手さんもいると思うと、日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね🗾‼️

 

怪異を考察

顔を見せない乗客の謎の女性は、稲之介様の見解では幽霊か人間か分からないとの事でした。

が、せっかくなので私は謎の女性を怪異として考察したいと思います。

まず謎の女性が顔を両手で覆い、隠し続けた理由…。

こちらの意図は全く分かりませんでした😅

しかし無賃乗車を稲之介様に注意され、急に女性が笑い出した理由ならある程度推察出来ます。

私は映画『シックス・センスにとても感銘を受け、今でも印象に残っているシーンが多いのですが、ふと“もしかしたら幽霊という存在はシックス・センスに登場する幽霊たち同様、自分が見える人間を常に探し続けているのでは?”と考えました。

ちなみに映画『シックスセンスとは💡(Wikipediaより)

死者が見える少年と彼をサポートする小児精神科医の体験する「未知の世界」と2人の交流、そして少年が自分の持っている第六感とどう向き合って生きていくかを描く。
冒頭には、「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」というブルース・ウィリスからの前置きが話題となり、本編もそれを裏切ることのない衝撃を含む内容で大ヒットした。

 

▼映画『シックス・センス』に関連する記事

 

 

ここからは私の想像した仮説と考察です。

顔を見せない乗客の謎の女性もシックス・センスの幽霊同様、自分が見える人間を探し求めバスに乗車しました。

けれども自分が見える人間は一向に見つかりません。

やがてバスは終点に到着。

謎の女性はバスを無賃乗車する形で降車しようとします。

すると運転手の稲之介様にお客さん!料金!と呼び止められました。

これで謎の女性は私のことを見える人がココにいたと確証を得ます。

それゆえ自分の存在が見える稲之介様を見つけられたことに歓喜し、笑い出したのです。

そしてバスを降車してからも稲之介様をロックオン🎯

立ち止まって見ていた…。

いかがでしょう⁉️

これなら謎の女性が笑い出した理由と降車してからも稲之介様を見続けていた理由に繋がります。

加えて謎の女性は突然路地で消えるのですが、これに関しては『幽霊だから👻』

この一言に尽きます。

しかし女性がバスに鳥の骨を捨てていった意味などは私にはさっぱり分かりません。

お手上げです🤷‍♀️

よって私の考察はここまでとなります。

 

一方、こちこの部屋のヘビーユーザーである人でなしのインディアン様は顔を見せない乗客の怪異を私とは別視点で考察してくださっていました。

▼人でなしのインディアン様のご考察

なんと‼️

謎の女性の正体は狐だった🦊⚡️

私は人でなしのインディアン様のもっともらしいご考察を読みながら思わず『なるほど〜』と唸ってしまいました。

確かにこの仮説なら捨てられていた“キレイな”鳥の骨も、料金箱に入れた何かも、女性が消えた訳までもが腑に落ちます🙌

人でなしのインディアン様の柔軟な発想力には毎回度肝を抜かれつつ、私も新たな閃きをいただいております🧠

怪異を考察するなら固定観念にとらわれないものの見方が、より一層怪談を味わい深いものにしてくれますね🥰

 

▼人でなしのインディアン様のご考察に関連する記事

 

 

 

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