文学作品「ヴィール夫人の亡霊」を朗読

ダニエル・デフォー

先週YouTubeこちこの部屋に動画をアップしました。

ちょっぴり怖い文学作品の朗読。

世界怪談名作集よりダニエル・デフォー作、岡本綺堂訳、「ヴィール夫人の亡霊」です。

あらすじ:ヴィール夫人とバーグレーヴ夫人とは子供のときからの親友である。大人になって疎遠になっていたが、ある日突然バーグレーヴ夫人のもとにヴィール夫人が尋ねて来た。二人は「死」について書かれた懐かしい本などを通して友情を確かめあい、またヴィール夫人は今日の会談のことを同居している弟に伝えてほしいと頼む。しかしそのときヴィール夫人はすでに亡くなっていたとわかる。語り手は、この不思議な出来事を実話であることを丹念に述べてゆく。

作者のダニエル・デフォーは、イギリスの著作家、ジャーナリスト。

「ロビンソン・クルーソー」を書いた事で有名な作家。

ある時は巨万の富を築き、またある時は破産・・・

浮き沈みの激しい人生を歩んだ。

 

▼【朗読】世界怪談名作集「ヴィール夫人の亡霊」はこちら

 

ピュアな幽霊物語

なぜ私がヴィール夫人の亡霊を読む事になったかというと、こちこの部屋の怪談朗読の脚本と監修を務めてくれているKOさんに、私が「文学朗読の作品を選んで頂く際、私は物語の主人公が女性の方が自分の魅力や個性をもっと発揮できる気がします。なので主人公が女性の作品を朗読したいです」とリクエストしました。

そこでKOさんが探してくれたのが、ヴィール夫人の亡霊でした。

KOさんからは「イギリスが舞台で、キリスト教(英国国教会)の知識が必要なので、なかなか難しいかもしれません」というふうにアドバイスを頂いておりました。

実際に物語を読んでみてわかったのは、内容が本当に難しかったです。

キリスト教の世界観や信仰をしている人同士の会話がメインだったので、私が理解するまで何度も作品を読み返しました。

そして表現するのに自分が納得するまで朗読し、セリフ部分に関しては女性3人しか出てこないので、どの女性の表現も一緒にならないよう、自分なりに工夫して声の演じ分けをしました。

 

ヴィール夫人の亡霊は、ピュアな幽霊物語といった印象です。

女性の幽霊もその他の女性達も心の綺麗な人ばかりが登場するので、女性同士の友情や思いやりが胸に響きました。

そしてこの作品の英語版は、当時ノンフィクションとして出版されたとの事。

実話と考えると本当に不思議なお話です。

読み終えた後は心が洗われ、昇華されたような気持ちになりました。

 

40分の長編朗読、寝る前の睡眠導入として聞いていただけると嬉しいです。

 

▼音声配信stand.fmでもお話した「ヴィール夫人の亡霊」の感想はこちら

 

 

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4件のコメント

たしかに,女性が主人公のお話のほうが、気持ちを共有して,感情移入しやすくなりそうですね。
長年会えなかった親友と、最後のひとときを過ごしたいという気持ちが、このようなことを実現させたのでしょうね(^ ^)

まったく知らなかったお話でしたが、実話 だということにも、驚きました!
亡くなった後も、会いたかった人と話ができたら、どんなに良いだろうとも思いました。

utokyo318様✨
そうなんですよ(^ ^)
主人公女性の方が作品に入り込めます♡
青空文庫になっている本の文豪達は男性だからか、女性主人公の作品はなかなかなくて探すの大変だったとKO様も仰ってました〜。
このお話が実話な事に私も驚きました!やはり幽霊はいるのかも…って思っちゃいました♪

こんにちは

今回も長編でしたね!
ピュアな幽霊もいるものです

こちこさまの声にも、癒やされました
これからも朗読、語りも楽しんで動画アップして下さい✨✨

がちょー様✨
こちらの作品は私の朗読の中で一番の長編でしたー(*^^*)
優しく純粋な幽霊物語でしたね♡

私の声に癒されてくださり有難うございます。
次は短めの童話に挑戦です♪

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