文豪の綴るヒトコワを怪談朗読
2025年12月1日(月)
YouTubeチャンネルこちこの部屋に怪談朗読をアップしました。
今回はちょっぴり怖い文学作品の中から「夢野久作、短編怪談(二話)詰め合わせ」です📖
“怪奇・幻想文学の巨匠”夢野久作が描く人間の猟奇的な心理描写をどうぞお楽しみください。
▼【朗読】夢野久作 短編怪談、詰め合わせ(全二話)
作品づくりにまつわるエピソード
いよいよ今年も残りわずか、12月になりました⛄️
YouTubeチャンネルこちこの部屋も“一年の締め括り”という事で過去の作品を総決算‼️
これから毎週、詰め合わせ動画をアップしていこうと思っています✨
ところでご存知のリスナーさんも多いと思いますが、私は最近朗読用のマイクをSHUREのMV7+っていう高性能なマイクに変えました~👍
▼新しいマイクに関連する記事
新しいマイクで朗読した作品と過去の朗読作品を聴き比べてみると、音質が全然違う〜。
それゆえに“過去に使っていたマイクで朗読した作品と今の新しいマイクで朗読した作品をきちんと分けて詰め合わせ動画を作りたい”という気持ちもあり、今月は過去に使っていたマイクで朗読した作品の詰め合わせをどんどんアップしていきますよー🎵
その第一弾が、夢野久作 短編怪談、詰め合わせ(全二話)になります🥳
ちなみに夢野久作の短編怪談を朗読した日付をチェックしてみると、今から2年前の2023年の音源でした〜。
当時の私はなんのマイクを使っていたんだろう⁉️(←本人がうろ覚え💦)
もしかしたらイヤホンマイクのAirPodsかな⁉️
いずれにせよ、改めて朗読を聴いてみると、部屋の残響音のようなホワイトノイズが“サーサー”聞こえます。
けど、私は『これはこれで天然のBGMみたいで味わいがあって良いな』って思っちゃいました🙌
音質もこだわり始めるとキリがないからねっ❌
この頃の私は『この音質でOK』と思っていたわけだし、むしろ“この時にしか出せない音質”と思うと、今となってはホワイトノイズすら愛おしい〜🥰
なのでリスナーの皆さんも、今月アップする詰め合わせ動画は、ホワイトノイズも込みでこちこの朗読をご堪能くださいね✨
なお夢野久作、短編怪談(全二話)のセットリストはこちらになります💁♀️
①微笑
②二つの鞄
一話目の「微笑」は完全なるヒトコワ怪談‼️
ここまで人形に殺意を抱く人って、正直言って異常かも😨
私はサイコパスな人を想像してしまい、当時あえて野太い、男性的な声を意識して朗読したのを覚えています。
▼微笑に関連する記事
二話目の「二つの鞄」は夢野久作お得意の“鞄を擬人化した”童話のような物語。
『意地悪すると自分に返ってくる』といった因果応報的なメッセージ性のある作品です。
こちらの作品は鞄が主人公という事もあり、私は可愛らしい声をイメージして朗読しました。
そうそう💡
作品のオチで、擬人化した鞄とは別に人間も出てくるのですが、その人間の行動もやはりサイコパス🔪‼️
なぜ私が「二つの鞄」をヒトコワ怪談にジャンル分けしているのか…一番最後に登場する人間の描写で、きっとその意味がわかると思います⚠️
▼二つの鞄に関連する記事
こちこの野太い声と可愛い声が一度に味わえる夢野久作 短編怪談、詰め合わせ(全二話)は要必見です🩷
更に作品づくりにまつわるエピソードを補足すると、夢野久作短編怪談詰め合わせの全体的な構成は『橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり(通称:渡鬼)』をイメージして制作しました。
知らない方のために『橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり』をご紹介📺(AIによる概要)
『渡る世間は鬼ばかり』は、橋田壽賀子脚本のホームドラマシリーズで、父・大吉と母・節子、そして5人の娘たちを中心に、それぞれの家族が抱える日々の出来事や葛藤、人間関係を描きます。1990年に放送開始し、放送が好評だったため、断続的に10シリーズが制作されました。主人公たちは「世間には鬼のような人ばかりではなく、情け深い人もいる」というテーマのもと、家族の絆を深めていきます。
主な登場人物
岡倉大吉・節子夫婦:主人公である5人の娘の父と母。
5人の娘たち:
野田弥生(長山藍子)
小島五月(泉ピン子)
高橋文子(中田喜子)
大原葉子(野村真美)
本間長子(藤田朋子)
作品の特徴
リアルな家族のドラマ:現代、多くの価値観が多様化する中で、世代間のギャップやトラブル、そして人間の心の機微をリアルに描いています。
「家族の愛」をテーマに:岡倉家を中心に、様々な家族のあり方を描き出し、何が本当の幸せなのかを問いかけます。
長期シリーズ化:1990年から始まり、多くのシリーズが制作されるほど国民的な人気を誇る長寿ドラマです。
私が夢野久作 短編怪談、詰め合わせを作るにあたって“久々の夢野久作の詰め合わせだし、サムネイルや動画の構成は新しい感じにしたいなぁ”と考えていると、ふと脳裏に『渡鬼』の映像が浮かんできました💭
もしかしたら私の潜在意識では、渡鬼=人怖なのかも…🤭
よってサムネイルや動画の構成も無性に『渡鬼』っぽくしたくなってしまい、サムネイルは着物の女性、文字表記は縦書き、動画のオープニングやエンドロールの効果音は和テイストと、全て『渡鬼』を意識して、作り上げちゃいました〜🌸
どうか皆さん、夢野久作 短編怪談、詰め合わせ(全二話)は細部まで、こちこのこだわりをチェックしてみてください👀‼️
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