座敷童子？

投稿怪談

２０２４年２月２１日（水）

YouTubeチャンネルこちこの部屋に新作ショート動画をアップしました。

今回の怖い話は！！！！

実話投稿怪談「座敷童子？」です。

怪談を投稿してくれたのは、こちこの部屋では毎度お馴染み“霊感の強いバスの運転手さん”稲之介様。

稲之介様と友人Ｔ君が『座敷童子が出る』と言われる宿に宿泊した時のお話。

夜中、彼等の部屋に現れたのは･･･。

ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。

▼【怪談】座敷童子？

投稿怪談にまつわるエピソード

某日。

稲之介様から『これどうかな？クスッとなるけど怖い、例のタガミの体験』と、ショート怪談「座敷童子？」が送られてきました。

ちなみに“例のタガミ”とは、こちこの部屋の投稿怪談「５１５号室に住む親子」に登場する霊感の強い稲之介様の友人です。

「５１５号室に住む親子」の作中でもお二人は旅先のホテルで、怪奇現象に遭遇しています。

▼【投稿怪談】５１５号室に住む親子

こちらの体験談からも分かるように、タガミさんは何気なく霊が視えてしまう方のようです。

稲之介様はショート怪談「座敷童子？」を送ってくださった後に『どう聴いても座敷童子じゃないべ😄タガミは朝になって震え上がってたよ😆』と仰っていました。

私が「座敷童子？」の原稿に目を通して感じた怪談の印象は“ポップな内容に仕上がっているけど、怖さがジワリとくる･･･”でした。

短い文章に笑いと恐怖を混在させる稲之介様の技術には圧巻させられます。

座敷童子の正体

YouTubeに「座敷童子？」をアップすると、稲之介様が『宿泊した宿は、岩手県の焼ける前の緑風荘です』と教えてくださいました。

それを知った私は“座敷童子と言ったらやはり緑風荘かぁ〜”と思ってしまいました♪

オカルト勢なら誰もが知っている緑風荘。

こちらは“座敷童子が出る”と、日本で一番有名な宿です。

しかし私が「座敷童子の出る宿　岩手」でネット検索すると緑風荘以外にもいくつかの宿がヒットしました。

なので今は「座敷童子の出る宿」は緑風荘一つだけではないようです。

きっと岩手県の温泉郷もこの“座敷童子”というビッグネームにあやかりたい宿が多いのではないでしょうか♡

座敷童子を知らない方のために座敷童子を解説（ピクシブ百科事典より）💡

座敷童子とは、座敷や蔵に出現するという子供の姿をした精霊的な存在。
日本の妖怪や精霊の代表格の１つでもある。
主に東北地方において関連の伝承が多く、 柳田國男の『遠野物語』においても詳しい記述がなされている。
地域や登場する書物・作品によって性格や姿形は異なるが、共通して子供の姿をしている。
家や蔵に住み、いたずらをしたり、人間の子供達と遊んだりしており、大切に扱うとその家に幸福をもたらすといわれる。
その由来は子供の霊とも神の使いとも様々。

さらに私が“座敷童子”についてネット検索していると「座敷童子の正体」という項目に辿り着きました。

こちらには色々な説がありました。

「座敷童子の正体は野猿」

「座敷童子の正体は奴隷です」

などなど･･･。

特にYahoo知恵袋のベストアンサーに選ばれている方の「説」が興味深い内容だったので皆さんにもご紹介します。

座敷童子の正体は奴隷です。
昔、事故や戦で親を亡くした身寄りのない子供を村の権力者の家で奴隷として強制労働させていたもので、子供を奴隷として働かせるのは表向きには具合が悪いので、「働いている子供は妖怪（座敷童子）で親切で家の仕事を手伝ってくれているんだ」と言う事にしたのです。
だから、座敷童子が沢山いる家は栄えるという訳です。
ほとんどの座敷童子は大人になる事はなく、ろくな食事を与えてもらう事もなく、栄養失調や病で亡くなり、この世への恨みや未練を残して幽霊「座敷童子」となり、供養してもらったり一緒に遊んだり、優しくしてくれた人に幸福をもたらすんですよ。
ただの子供の霊ではなく、とても可哀想な子供の霊なんです。

こちらの「説」は、当時の時代背景を考えると座敷童子の正体に合点がいきます。

きっと座敷童子の起源には、悲しい事実が基にあり、それが伝承されていく過程でいつの間にか『妖怪』にされていった･･･そんな存在に感じてしまいました。

座敷童子の正体は奴隷。

この「説」は、かなり信憑性が高いように思います。