文学作品朗読
2026年7月8日(水)
YouTubeチャンネルこちこの部屋に文学作品の朗読をアップしました。
今回の怖い話は青空文庫から、夢野久作 作「鵙征伐」です。
“動物の世界のリベンジ物語‼️”
ぜひ、皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。
▼【朗読】「鵙征伐」夢野久作
作品レビュー
昭和初期の作家、夢野久作が書いた短い童話「鵙征伐」。
こちらの作品を朗読した私の率直な感想は“童話なのに、かなりブラック〜😅”です。
ある意味それも込みで、夢野久作らしい作品だと思いました。
ちなみに「鵙征伐」はタイトルにある通り、動物たちが力を合わせてモズを退治するという物語です。
しかもそのストーリー展開は、私が今年から洒落怖朗読のヒサルキシリーズでよく取り上げている“モズの早贄”が発端となり、物語が進んでいきます‼️
▼モズの早贄に関連する記事
上記の関連記事“モズの早贄とは”の概要にあるように、モズにとって早贄は生き残りをかけた必要不可欠な習性です。
が、どうしてもこの習性が不気味過ぎるあまり、「鵙征伐」に登場するモズは悪役として描かれております💦
私はヒサルキシリーズでモズの習性を知っていただけに贔屓目もあり、「鵙征伐」を何度読み返してみても、『えーっ😭別にモズは悪くなくない⁉️』とか思ってしまいました〜。
そんな想いもあったためか私は朗読する際、一番最後のフレーズをなんとも言えないニュアンスで表現しちゃいました🙏
また、「鵙征伐」からは、考えさせられる事もありました💭
それは、自然界のルールについてです。
皆さんもご存知の通り、弱肉強食や食物連鎖は、自然の法則🟰自然の摂理ですよね。
でも、もしかしたら怪奇幻想文学の巨匠:夢野久作は、弱肉強食や食物連鎖さえも因果応報の一環として捉えていたかもしれません🤔
例えば「鵙征伐」の作中、モズがカエルを早贄にしたことで、スズメは怒り、モズに復讐を決意しました。
その結果、周到な作戦を立て、モズを人間に殺させます。
正直言ってこれは、自然界のルールなどガン無視で、お互いの因果が招いた報いを、あえて読者に訴えかけているように私は感じました。
つまり、夢野久作は『生き物は生きているだけで、常に誰かから恨みを買い、その上でなお、生きている‼️』と、我々に戒めを促しているのではないでしょうか。
特に、禅僧から還俗し、自然回帰万歳の境地にたどり着いた夢野久作なら、こういった仏教の教えを童話の中に落とし込んでいてもおかしくないはずです。
“生きるとは、誰もが誰かを喰らい、誰かに喰らわれる事で関係が成り立っている”
こうした綺麗事では済まされない生命の残酷さを、私は「鵙征伐」から学びました〜🤗
それにしても相変わらず夢野久作の書く童話は、彼の狂気と人生への教訓が良い感じに融合していて、改めて、期待を裏切らない“核心を突く”作品だと思いました🎶
▼夢野久作が自然回帰万歳の境地にたどり着いたとこちこが直感している作品












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