実話怪談
2025年11月18日(火)
YouTubeチャンネルこちこの部屋に実話怪談をアップしました。
今回は過去に朗読した作品を再録🎙️✨
ネットにまつわる怖い話、KO作「真奈美」です。
洋子さんが学生時代に体験した不可解な出来事⚠️
自分の作ったテキストサイトのオリジナルキャラクターが…⁉️
ぜひ、皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。
▼【怪談朗読】真奈美【再録】
作品への感想
今から4年前の2021年4月に朗読した実話怪談「真奈美」を再録しましたー🎶
▼4年前の朗読はこちら💁♀️
再録する際、私は過去の朗読を視聴せずに朗読しています。
理由は、過去に受け取った怪談原稿からのイメージを真っさらにして、現在の私の感覚で読みたいから♥️
よって新旧の朗読を比較すると多少読み方に違いはあるかも…💦
それはさておき、再録版「真奈美」をYouTubeチャンネルこちこの部屋にアップした私。
ふと4年前の「真奈美」のコメント欄をチェック📝
すると、当時私とタッグを組んで怪談朗読の原稿を書いてくださっていたKOさんからのコメントを発見👀‼️
なんだか嬉しくなっちゃいました〜。
▼そのコメントがこちら

KOさんは洋子さん本人に体験談を取材した経緯もあるため、真奈美=怨念が具現化したモノと捉えているようですね💡
振り返れば4年前。
当時、怪談初心者だった私は、怪談についてKOさんに色々教えていただくべく、毎週電話でお話ししていました。
※私の記憶が正しければ“最長6時間”KOさんと長電話した経験あり。
なので「真奈美」に関しても、その頃はお互いの視点で怪異について考察したり、議論し合ったりしていたのですが、4年も経つとその時の記憶もだんだんと薄れてきてしまっていて💦
改めてこの日、久しぶりにKOさんの「真奈美」への怪異の意図を知れて、とても感動しちゃいました✨
そして私は、視聴者さんから頂いた当時のコメントへの私の返信もチェックしてみました📝
そこには『真奈美、彼女はずっとサイトを監視していた女性なのかも…。』とありました。
この返信から察するに、私自身は「真奈美」をサイトを粘着にストーカーしている女性=ヒトコワと考えていたことが窺え、“4年前の私は真奈美にそういった感想を抱いていたのか〜”と、こちらにもちょっぴり感動しちゃいました🥹
怪異の考察
ここからは現在の私が感じた実話怪談「真奈美」への怪異の考察に参ります。
先ず「真奈美」から私の脳裏に浮かんだのは、古いテレビドラマですが『鬼嫁日記』が連想されました‼️
ちなみに『鬼嫁日記』とは(AI による概要)
『鬼嫁日記』は、夫を振り回す傍若無人な妻(観月ありさ)と、その妻に振り回される真面目な夫(ゴリ)を描いた2005年の日本のテレビドラマです。これはカズマによる人気ブログ「実録鬼嫁日記」を原案としており、ドラマのほか、ブログ本や続編ドラマも制作されました。
テレビドラマについて
放送期間: 2005年10月11日から12月20日まで放送されました。
内容: 中堅文具メーカーに勤めるサラリーマン・一馬と、自己中心的で傍若無人な妻・早苗の夫婦の日常を描いています。
展開: 一馬は妻を「鬼嫁」と呼び、ブログにその素行を書き綴ります。さらに、近所に住む2組の若い夫婦の妻たちも早苗の影響を受けて「鬼嫁」化していくというドタバタコメディです。
続編: 2007年には続編の『鬼嫁日記 いい湯だな』も放送されました。
原作について
内容: 会社員の「カズマ」が、妻と娘との日常を綴ったインターネットブログが原作です。
ヒット: このブログは「実録鬼嫁日記」として単行本化され、ベストセラーとなりました。
なぜ私の中で『鬼嫁日記』と「真奈美」がリンクしたのかというと、『鬼嫁日記(テレビドラマ)』の流れはこうです。
鬼嫁に虐げられている夫が、その吐け口として、(鬼嫁にバレないように)鬼嫁の素行の悪さをブログに書き綴る
→ブログが面白いと世間から注目を浴びはじめる
→ある時、近所の人が“もしかしてこのブログの鬼嫁って、あの家の奥さんのことじゃない?”と疑念を抱き、ヒソヒソ噂の的になる
→結局その噂が鬼嫁の耳に入り、鬼嫁にブログが見つかってしまう
→夫は鬼嫁にこっ酷く怒られる
と、こんな流れだったと思います😅
したがって実話怪談「真奈美」も『鬼嫁日記』と似たようなプロセスを辿ったのでは?と私は考えました。
というのも「真奈美」の作中に“当時はSNSもブログもサービスを開始しておらず、ネットではテキストサイトや掲示板が主流のサービスでした。”とあったからです。
サイトをやっている人が少なかった時代、「真奈美」のテキストサイトも『鬼嫁日記』のブログ同様、良くも悪くも世間から注目されてしまったと予想します。
それに勘の鋭い人が見たら「真奈美」と名乗る人物が山田先輩のサイトにやたらとアプローチしている事に、気づくと思うんです。
更には文章などの特徴から、『鬼嫁日記』にもあったように“もしかして、真奈美を装って山田先輩に絡んでいるのって、洋子と真理なんじゃ…?”と疑われ、噂になり、二人の悪ふざけは“二人だけの秘密”だったものの、実は周囲にはバレバレだったのかも。
ゆえに周囲の人たちは洋子と真理の悪ふざけを“やり過ぎ”と不快に思っていて、山田先輩と真奈美がデートする日、(二人を懲らしめるため)真奈美っぽい女の子を用意して、山田先輩と一芝居打ったのでは?なんて考えてしまいました。
これなら、山田先輩がどうしても真奈美に会いたがった理由とも辻褄が合います。
つまり“人を呪わば穴二つ”です。
洋子と真理は山田先輩をハメました。
が、彼女らも周囲の人たちによって、ハメられたのかもしれません。
これが事実なら因果応報、自業自得の結果と言えます。
近年、ネットでの嫌がらせや誹謗中傷はどんどん加速していっているように感じます。
心当たりのある方は、“人を呪わば穴二つ”を肝に銘じておいてほしいモノです‼️
▼人を呪わば穴二つに関連する記事
加えて「真奈美」にはもう一つの考察があります。
それは“集団幻覚”です。
集団幻覚とは👁️‼️(Grokによる概要)
集団幻覚(しゅうだんげんかく、英語:Mass hallucination または Collective hallucination)とは、複数の人々が同時に、同じような誤った知覚(幻覚)を共有する現象を指します。
通常の幻覚は個人レベルの脳の誤作動ですが、集団幻覚は社会心理的要因や状況的要因が強く関与し、実際には存在しないものを「みんなで見ている・聞いている」と感じる状態です。
有名な例
1.ファティマの聖母出現(1917年、ポルトガル)
・7万人が集まった中で「太陽が踊るように動いた」「色が変わった」と証言。
・実際は大気光学現象(太陽を直視したことによる網膜障害+期待心理)の可能性が高いが、数万人が同時に同じ幻視体験を共有したとされる。
2.踊り病(中世ヨーロッパ)
・1518年のストラスブールの踊り病では、数百人が理由もなく何日も踊り続け、死者も出た。
・集団ヒステリーの一種とされる(ストレス+伝染的パニック)。
3.UFO集団目撃事件
・複数の人が同時に「同じ形のUFOを見た」と報告するケース(例:1952年ワシントンD.C.上空のUFO目撃)。
・後で気象レーダー反射や惑星の誤認だったと判明する例も多い。
発生する主なメカニズム
・期待効果・暗示の連鎖:誰かが「何か見える!」と言うと、周囲も同じものを“見よう”として脳が補完する。
・社会的感染:集団内で感情が高ぶると、批判的思考が低下し、誤知覚が伝染する。
・睡眠不足・疲労・薬物・飢餓:ダンスパーティーや宗教儀式などで極限状態になると幻覚が起きやすい。
・集団ヒステリー(Mass hysteria):恐怖や興奮が急速に広がり、身体症状(痙攣・失神など)まで共有するケースもある。
現代での例
・学校での集団ヒステリー(数十人の生徒が同時にめまい・吐き気・失神など)
・宗教集会での「奇跡の光」や「聖霊の出現」
・SNS時代では「マンデラ効果」(多くの人が同じ偽の記憶を共有する現象)も広義の集団幻覚の一種とされることがある。
結論
集団幻覚は「全員が嘘をついている」のではなく、脳が社会的圧力や期待によって実際にはないものを“作り上げてしまう”現象です。
極めてリアルに感じられるため、当時の参加者は「絶対に見た」と確信しますが、後で科学的に説明がつくケースがほとんどです。
非常に興味深い社会心理現象であり、個人の幻覚よりも「人間の集団心理の脆さ」を示す例としてよく研究されています。
上記の概要にある通り、私は共有される幻覚としての「真奈美」も考えました。
「真奈美」とは、洋子と真理がテキストサイト上に作った架空の女子大生です。
しかし山田先輩との待ち合わせ場所に、彼女は現れました。
問題はその前です‼️
作中に“真理が『あれ見て』、と小さな声でいいました。洋子さんが入り口をみると、少し小柄で茶髪のワンピースを着た女性が入ってきました。”と有ります。
この『あれ見て』がトリガーとなり、二人はお互いの同調圧力によって集団幻覚を見てしまったのではないでしょうか⁉️
仮に、集団幻覚だったなら「真奈美」は、洋子と真理にしか見えていない存在ということになります。
念の為補足すると、洋子と真理は「真奈美」で悪ふざけするようになってから、自分たちが「真奈美」になった夢を見たという描写もありました。
これらの内容を鑑みると、彼女たちがいつ何時「真奈美」の幻覚を見てしまってもおかしくないように思うのです…🤔
▼集団幻覚に関連する記事
以上が私の「真奈美」への考察でした〜。
いかがでしたでしょうか。
いずれにせよ4年前も今も、私の考察はヒトコワ目線でした🥴
兎にも角にも真奈美…。
彼女は、怨念の化身だったのか、はたまた人為的な悪戯や集団心理からくる幻覚だったのか?
正に“神のみぞ知る‼️”です🙏
おまけ
せっかくなので「真奈美」のイメージ画像をGrokに描いてもらいますよ〜🎨
Grokへの注文はこう→清楚なイメージの女子大の英文科で学ぶ一年生。引っ込み思案で彼氏がいたことはない。身長155㌢体重45㌔。茶髪のロングヘア。ワンピースを着るのが好き。色白で敏感肌で病弱。
▼そして出来た女子大生の画像がこちら💁♀️

うーむ🤨
たしかに、本当に女子大生に居そうだし、間違ってはないんだけど…いかんせん、色っぽ過ぎる〜❌
やり直しっ🫵🏻‼️












山田先輩は、他人の人格否定をするということで、そういう人は、やはり恨みをかいやすいでしょうね。
私も、パワハラ同僚の件は、行為のみを問題視するようにしていますが、彼女の性格が、人目も憚らずその行為をしている要因にもなっていると思うので、間接的に人格否定をしているのかもしれません(^_^;)
6時間もお話しされたとは!
怪談は奥が深く、いろいろな方の見解も、参考になりますね♫
utokyo318様✨
人格否定…私にも私に6年間、SNS上でアンチコメントしてくる中年女性がいますが、世界中の誰よりも許せません。その内容は私への人格否定や存在否定で、嫌なら見に来なければ良いのに、未だに嫌がらせしてきます。こういう人は病気なのでしょうか(~_~;)
6時間の長電話は、自分でも驚きました♡
こんにちは♪
こちこさまのユーチューブでのお話、そして、ブログにて、のそれに纏る詳細な説明話。
この両方を含めて大変に怖く、そして面白く、ひとつのセットでございますよ。
今回もブログ等、楽しく拝見しておりましたね!
がちょー様✨
本当に仰る通りで、YouTubeでは怪談を語り、ブログでは怪異の考察をしております♡
再録した怪談も、4年も経つと私の感じ方も変わってきており、二度楽しめました〜。
しかしブログに関しては、今も苦手です。
文章を書くって、私にとっては永久に難しいε-(´∀`; )