真っ赤なレインコートの女

信じようと、信じまいとー

２０２５年５月２７日（火）

YouTubeチャンネルこちこの部屋にショート動画をアップしました。

今回は２ちゃんねるに投稿された怖い話【信じようと、信じまいとー】を朗読。

２ｃｈ怪談「真っ赤なレインコートの女」です。

インターネットのフォークロア（民間伝承）をどうぞお楽しみください。

▼【２ｃｈ怪談】真っ赤なレインコートの女【信じようと、信じまいとー】

怪異を考察

２ｃｈ怪談「真っ赤なレインコートの女」。

怪異の正体は一体何だったのか。

文章から一つひとつストーリーを読み解いていきましょう。

大好評“出来事から謎を解き明かす”こちこの考察🕵️‍♀️✨

始まり始まり〜👏👏👏💕

まず漁師町と聞いて連想されるのは、海が近くにあり、晴れの日は心地良い風がそよぐ、キラキラした町の光景です。

一方、嵐の日になると海も風も荒れ狂い、漁はおろか外出もままならない町は真っ暗なイメージ…。

晴れの日と嵐の日では漁師町の印象がガラリと変わってきそうです。

少し余談になりますが“雪国では遭難した時のために、目立たない色の衣服を身につけるのではなく、救助してくれる人たちに見つけてもらいやすいよう原色のハッキリとした明るい色の衣服を身につける人が多い”と聞きます。

この事からも察するに、私は『漁師町でも万が一の事態に備えて、嵐の日は真っ赤なレインコートを着用する人が多かったのでは？』と思いました。

つまり嵐の日に限って「真っ赤なレインコートの女」が怪異として現れたのではなく、嵐の日には暴風雨で真っ赤なレインコートが飛ばされることもあり、それが町をヒラヒラと浮遊。

町の人たちは、その飛ばされてきたレインコートを女として誤認していたのではないでしょうか。

当然ながら飛ばされてきたレインコートの下に中身などあるわけもなく、ゆえに唯一注意しに行った漁師がレインコートの女を引き止めると身体がなかったのもそのためです👤

そもそも町の人は「真っ赤なレインコートの女」の顔を誰も見ていないはずなのに、真っ赤なレインコートを着用している人物を“女”として認識している事にも私は疑問を感じてしまいます。

もしかすると「真っ赤なレインコートの女」は町の人たちの勝手な思い込みや“錯覚”により噂が独り歩きして作られた怪異だったのかもしれません。

▼錯覚に関連する記事

ちょっとロマンのない現実的な考察になってしまいました。

せっかくなので、考察をもう一つ💡

私の脳裏に浮かんだのはイリュージョンです🧙‍♀️

「真っ赤なレインコートの女」は、引田天功（プリンセス・テンコー）のようなイリュージョニストの先駆けで、自分の偉大さを誇示するために、
あえて悪天候の嵐の日を選び、この漁師町で壮大なマジックを披露していた🪄⁉️なんて夢のある想像をしちゃいました✨

真っ赤なレインコートの女🟰イリュージョニスト説。

いかがだったでしょう💁‍♀️

怪異に結び付けない考察では少し物足りなかったでしょうか⁉️

それなら最後は、「真っ赤なレインコートの女」を怪異として考察しちゃいます🔎

以前、こちこの部屋にアップした投稿怪談「踏切の噂」。

▼投稿怪談「踏切の噂」に関連する記事

こちらの作品には“赤いスーツの女”が怪異として現れます。

私は２ｃｈ怪談「真っ赤なレインコートの女」と投稿怪談「踏切の噂」の“赤いスーツの女”は、同じような存在（🟰幽霊）なのかも…と考えました💭

どちらの幽霊も、我々人間の前に現れるくせにイタズラのような行動しか取らず、何を訴えたいのかがイマイチわからないところに共通点があります👻

自分の存在をアピールして、人間に認知されたい“かまってちゃん”な妖怪の類いなのでしょうか⁉️

ちなみに「踏切の噂」を投稿してくださった体験者の稲之介様からは“赤いスーツの女”のイメージ画像をいただいております❣️

稲之介様曰く『雰囲気的にはこんな感じ🥶』とのこと‼️

▼赤いスーツの女のイメージ画像

肩パッドに三つボタン・ダブルのジャケット👀

伝説の霊能者“宜保愛子”を彷彿とさせるめちゃくちゃ昭和感溢れるスーツです🎶

しかも稲之介様からの追加情報では『この女、冬はコート着てるんだよ🤯』と‼️

怪異なのに、冬にはコートって🧥🫧

妙に人間くさい幽霊です😂

女の幽霊と言ったら季節を問わず薄着で白い洋服か、白いワンピース、白い着物のイメージですが、現代の女の幽霊は赤い服や赤いレインコート、赤いスーツ等、時代の流れに合わせて割と派手でオシャレな装いにシフトチェンジしてる～⁉️

幽霊界隈のトレンドはさておき🙏💦

赤い服の女は幽霊か、はたまた妖怪か…。

今後も赤い服を着用した怪異の目撃談から目が離せません‼️