文学作品朗読
2025年9月24日(水)
YouTubeチャンネルこちこの部屋にちょっぴり怖い文学作品の朗読をアップしました。
今回は文豪、夢野久作 作、短編小説「章魚の足」です。
凧屋の店で達磨の凧と章魚の凧が喧嘩を始めました🥊💨‼️
その結末や如何に…。
ぜひ皆さんにご視聴いただけると嬉しいです。
▼【朗読】「章魚の足」夢野久作
朗読エピソードと作品への感想
初めに、夢野久作の短編小説「章魚の足」をAIによる概要でご紹介します。
▼夢野久作「章魚の足」とは💡
達磨と章魚の凧がケンカを始める短編小説で、1922(大正11)年に『九州日報』に掲載されました。幻想的な作風で知られる夢野久作の作品の一つであり、青空文庫で無料で読むことができます。
作品概要
内容:凧屋の店に並ぶ中で、達磨の凧と章魚の凧が突然ケンカを始め、章魚がその長い足で達磨を蹴り飛ばすという物語です。
夢野久作について
“怪奇幻想小説の奇才”とも称される作家で、現実と夢の境があいまいな幻想的な世界観を持つ作品を多く残しています。
では、短編小説「章魚の足」の朗読エピソードに参ります。
実は私、「章魚の足」を朗読するにあたって不安要素がありました。
それは作中“タコ”という単語が紛らわしく沢山登場することです💦
私は青空文庫の文字(漢字)を見ながら朗読するためストーリーの情景がありありと目に浮かぶのですが、私の朗読で初めて「章魚の足」に触れる視聴者さんたちは、手元に文章がないだけに、耳だけで『凧🪁』と『章魚🐙』の判断をしなければなりません。
よって“視聴者さん達…私の朗読でイントネーションも同じ凧と章魚の区別がつくのだろうか”と、かなり不安になりつつも朗読を開始しました。
もちろん最後までご視聴いただければ、わかりやすく簡単な物語です📖‼️
しかし、もし私が聴いている立場だったら“タコ”というフレーズが登場するたびに、頭の中に凧と章魚の両方が浮かんできてしまい、整理して聴かないとどっちのタコかで混乱してしまいそう〜⚠️
したがって「章魚の足」の状況把握は視聴者さん達の漢字を想像する力にかかっています🧠✨
そこは、何卒よろしくお願い申し上げます🙇♀️
そんな「章魚の足」。
サムネイル画像は今回もいつも通り、Xの生成AI Grokで作りましたよ〜📱
私はGrokに『海にいる章魚が凧となって空を舞っているイメージを描いて』とリクエスト🐙🪁
▼そして生成された画像がこちら💁♀️

ふふふっ🎶
なんか妙に章魚がリアルで面白いっ😆
視聴者さん達をより混乱させてしまうかもだけど、こちこはあえてこの画像をサムネイルにしちゃいまーす💕
こちこってお茶目👩🏻✨
そういう訳で「章魚の足」をこちこの部屋にアップする際、私は“どうか視聴者の皆さんがサムネイルからも想像を膨らませてくれますように”と切に願いを込めました🙏
さて朗読エピソードはこれくらいにして、次は作品への感想に参ります。
それにしても「章魚の足」は夢野久作らしい風刺的かつ勧善懲悪な物語でした🌈
凧をわざわざ擬人化することで、我々に何かしらの教訓を伝えようとしています。
私が「章魚の足」から夢野久作の教訓を読み解くなら、『長所と短所は表裏一体。自分の長所を慢心し過ぎると、かえって不幸を招く‼️』でしょうか。
そもそも章魚の凧には長い足が8本あり、それが他の凧とは違う彼の長所でした。
が、それゆえ傲慢になり、自分以外の凧を見下し、暴君に振る舞いました⚡️
その結果、章魚の凧は自慢だった長い足に、足をすくわれます(※慣用句を用いたダジャレ🤭)。
それどころか事故とはいえ、人間によって本体を破かれてしまうんです💥🪁
章魚の凧は因果応報を受けました。
なんとも皮肉な終わり方です。
でも見下された凧たちにとっては胸のすく思いだったことでしょう。
きっと夢野久作は、優れた才能を持つ人たちに『驕り高ぶるな🫵🏻‼️』と警告したかったに違いありません。
私は短編小説「章魚の足」から以上のような教訓を感じ取りました〜🪞✨
▼夢野久作に関連する記事
同音異義語はたくさんあり、口頭で伝える際はイントネーションで区別したり補足説明するしかなく、難しいところはありますね(^_^;)
海外でも、そういうものは存在しているようですが、日本と違って1種類の文字しかないと、文章中でも分かりにくいのかもと思いました。
画像、ユニークで良いですね\(^o^)/
空飛ぶクルマも、そのうち実用化されるでしょうが、交通安全はどうなるのか気になりつつ、楽しそうだなとも想像します。
utokyo318様✨
やはり海外でも同音異義語はありましたか!
今回の文学作品で私は“朗読に向かない作品もあるかも…”と思ってしまいました(^◇^;)
私が選んだサムネもちょっと紛らわしかったですよね♡AIには日本の「凧揚げ」がイマイチ理解出来ないみたいで、凧の形状や糸の張り具合等、色々微妙に変です〜♪
こんにちは〜♪
ブログ記事も拝見しました。
生成された画像、なんともシュールと言うか…
私はあの画像気持ち悪く見えましたね( ´д`ll)
今はAIに頼むと何でも考えてくれて画像にする能力には凄いと思いました(^^)
がちょー様✨
AIが生成した章魚の凧(^-^;
仰る通り、どこか不気味ですよね!
私も凧というよりもバルーンみたいに感じたので大幅にトリミングしちゃいました☆
そしたらサムネがより凧じゃなくなってしまったかも…そんな時も有ります♪